作品データ
制作年: 2005
素材・技法: ステンレス・スチール
サイズ: H677×W754×D397cm
© LAR / Fernando ROMERO
撮影:木奥惠三
制作年: 2005
素材・技法: ステンレス・スチール
サイズ: H677×W754×D397cm
© LAR / Fernando ROMERO
撮影:木奥惠三
美術館の周囲の芝生の上に、子どもが内部に入って遊ぶこともできるように設置されたパビリオン。風船の内部から外部に向かって6つの突起が様々な方向へと押し出されたかのような複雑なかたちをしています。そのうち3つの突起の先端が地面と接し、全体を支えながら入り口として機能しています。パイプとメッシュを用いて透過性を持たせることで、ボリュームの大きさを感じさせない、軽やかな印象を与えます。
1971 年メキシコ・シティ(メキシコ) 生まれ、同地在住。レム・クールハースなどの建築事務所を経て、2000 年にメキシコ・シティを拠点とする自身の事務所LCM(Laboratorio de la Ciudad de Mexico)を、後にロサンジェルスを拠点とする建築事務所LAR(Laboratory of Architecture)を設立。既存の論理を再考し、形及び空間の探求と創造、素材の用途開発、建築手段の応用など、建築の実践において新たな方向性を目指し、文化的、商業的、そして居住スペース等様々なプロジェクトを進めています。