作品データ
制作年:2010
素材・技法:ガラス、ステンレス・スチール、PVBフィルム
サイズ:H300cm、ø1,000cm
© 2010 Olafur Eliasson
撮影:木奥惠三
制作年:2010
素材・技法:ガラス、ステンレス・スチール、PVBフィルム
サイズ:H300cm、ø1,000cm
© 2010 Olafur Eliasson
撮影:木奥惠三
《Colour activity house(カラー・アクティヴィティ・ハウス)》は、色の三原色ーシアン、マゼンタ、イエローの色ガラスの壁が、一点を中心に渦巻き状のパビリオンを形成している作品です。見る場所や見る人の動きによって光の領域が混じり合い、異なる色を通して人と風景に偶然の出会いをもたらしています。ガラスとガラスの間を通り過ぎたり、ガラスに反射する広場を行き交う人々の様子も、見慣れた街に新しい光景を生み出しています。中央には光源があり、日没から夜明けまでは色のついた灯台のように光っています。
1967 年コペンハーゲン(デンマーク) 生まれ、現在ベルリン(ドイツ)とコペンハーゲンに在住。1995 年ヴェネツィア・ビエンナーレに初参加以来、世界的な国際展に招かれる一方、欧米の主要な美術館で個展を開催するなど活躍が続いています。自然界における様々な現象―光、影、色、霧、風、波などを作品に取り込み、鑑賞者の感覚や認知を揺り動かす作品で知られ、特に2003 年、テート・モダン(ロンドン)のタービン・ホールで発表した《The weather project (ウェーザー・プロジェクト)》は大きな成功を納めました。