変容する家 | 東アジア文化都市2018金沢

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EVENTS

古地図片手にまち歩き

GIS(地理情報システム)の現代地図に城下町金沢の古地図を重ねるプロジェクトを進め、スマートフォンアプリ「古今金澤」の開発にも協力された、金沢工業大学 増田達男教授によるまち歩きツアーです。

石引コース
小立野台の石川県立美術館から兼六園側へ道を渡ると上級武士であった人持組の津田玄蕃邸が残っている。京都二条城の建築様式と同様の書院造である。玄関式台の唐破風屋根が優雅である。石引通りから北陸学院方面へ入ると鬱蒼と庭木が茂る長い土塀が残っている。前田対馬守の下屋敷の名残である。かつて藩主の御鷹部屋が置かれた付近を通り崖上から嫁坂を偲ぶ。旧欠原町方面へ向かうと下級武士系住宅が散見される。足軽が住んだ旧二十人町界隈から崖下を眺めつつ、かつての波着寺門前地の細街路風情を巡る。老舗酒屋の福光屋の裏を抜けて旧上野町の街道まちなみを歩く。珠姫の菩提寺である天徳院周りの門前地を巡り、壮麗な山門前がコースの終わりである。

ツアールート:
石川県立美術館(集合)→旧津田玄蕃邸→前田対馬守下屋敷跡→嫁坂→旧欠原町の下級武士系住宅→旧二十人町界隈→波着寺門前地の細街路→福光屋→旧上野町の街道まちなみ→天徳院山門前(解散)

※「変容する家」の展示紹介はありません。

開催日
2018.11.4(日)
時間

14:00−16:00(集合時間13:45)

講師

増田達男

金沢工業大学建築学部建築学科教授・工学博士。
1950年生まれ。分野:歴史都市の空間情報学。
GIS(地理情報システム)の現代地図に城下町金沢の古地図を重ねるプロジェクトを進め、スマートフォンアプリ「古今金澤」の開発にも協力。CGによる城下町金沢の立体的復原プロジェクトも進めている。金沢のまちなみを形成する新築金澤町家(仮称)の提案にも取り組み始めている。

集合場所

石川県立美術館 玄関ホール(金沢市出羽町2−1)

料金

参加無料

定員

15名(先着順)

申し込み

要事前申し込み(中学生以下の方は20歳以上の同伴者の帯同を条件にお申し込みください)

お電話にてお申し込みください。
金沢21世紀美術館 学芸課 TEL 076-220-2801
受付時間:10:00-17:00(月曜休)

お問い合わせ

金沢21世紀美術館

主催

東アジア文化都市2018金沢実行委員会、金沢市

共催

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]