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『DIGITAL BITES[デジタル・バイツ]─アート&テクノロジーの摂り方』出版記念 in 東京

2024年2月14日(水)

インフォメーション

期間:

2024年2月14日(水)
19:00~20:30(15分前より入場 / 接続可能です)

会場:


蔦屋書店3号館 2階 SHARE LOUNGE / ZOOM配信

定員:

来店参加60名様 / オンライン300名様

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館
学芸課 076-220-2801
代官山 蔦屋書店
daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp

概要

金沢21世紀美術館で開催している「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ」。現在、能登半島地震の影響を受け、休館しています。この度、展覧会関連書籍である『DIGITAL BITES デジタル・バイツ アート&テクノロジーの摂り方』の発売を記念して、トークイベントを開催します。金沢21世紀美術館 館長の長谷川祐子氏、寄稿者の山本貴光氏らを迎え、「デジタル」と一体になる〈人間〉のいまを探ります。

プロフィール

  • 長谷川 祐子(はせがわ・ゆうこ)

    キュレーター/美術批評。京都大学法学部卒業。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。金沢21世紀美術館館長、東京藝術大学名誉教授、総合地球環境学研究所客員教授。水戸芸術館学芸員、ホイットニー美術館客員キュレーター、世田谷美術館学芸員、金沢21世紀美術館学芸課長及び芸術監督、東京都現代美術館学芸課長及び参事を経て、2021年4月から金沢21世紀美術館館長。 2020年文化庁長官表彰、2015年フランス芸術文化勲章、2017年ブラジル文化勲章受賞。主な国際展に、2001年イスタンブール・ビエンナーレ、2002年上海ビエンナーレ、2010年サン・パウロ・ビエンナーレ、2013年シャルジャ・ビエンナーレ、2017年モスクワ・ビエンナーレ、2021年タイランド・ビエンナーレなど。

  • 山本 貴光(やまもと・たかみつ)

    文筆家・ゲーム作家。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院・科学技術創成研究院教授。著書に『文学のエコロジー』『記憶のデザイン』『マルジナリアでつかまえて』『投壜通信』『文学問題(F+f)+』『「百学連環」を読む』『文体の科学』『世界が変わるプログラム入門』『コンピュータのひみつ』他。共著に『世界を変えた書物』(橋本麻里編)『私たちはAIを信頼できるか』(大澤真幸、川添愛、三宅陽一郎、吉川浩満と)『高校生のためのゲームで考える人工知能』(三宅陽一郎と)『ゲームの教科書』(馬場保仁と)『人文的、あまりに人文的』『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』『脳がわかれば心がわかるか』(吉川浩満と)他。

  • 本橋 仁

    建築史家、金沢21世紀美術館レジストラー、博士(工学)。1986年東京生まれ。メグロ建築研究所取締役、早稲田大学建築学科助手、京都国立近代美術館特定研究員、文化庁在外芸術家研修員としてCanadian Centre for Architecture (CCA)に滞在を経て、現職。2024年より「建築討論」編集長。建築作品に「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」(福島加津也+冨永祥子建築設計事務所と協働、2017年改修)、編著書に『クリティカル・ワード 現代建築』(フィルムアート、2022年)、『ホルツ・バウ 近代初期ドイツ木造建築』(TOTO出版、2022年)など。キュレーションした展覧会に「第14回ベネチアビエンナーレ日本館」(2014年)、「分離派建築会100年 建築は芸術か?」(2020年)など。

本書の紹介

  • DIGITAL BITES デジタル・バイツ アート&テクノロジーの摂り方

    ISBN:978-4-8025-1290-9
    定価:本体3,400円+税
    仕様:B5判変型/透明PETカバー/272ページ

    https://bnn.co.jp/products/9784802512909

    〈わたし〉と一体となるテクノロジー

    物質と情報が曖昧になったこの惑星では、デジタルが血肉となり、変容への欲望を喚起する──。

    本書は、金沢21世紀美術館の主催展覧会『DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)──次のインターフェースへ』展を並行収録した、この惑星を歩くための地図となる一冊です。

    序章では金沢21世紀美術館の館長、長谷川祐子氏によるステートメントとして、デジタルを栄養として摂取する糸口となるテキストを、続く章では、社会学者の遠藤 薫氏、キュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリスト氏に寄せてもらった、この新しい現実を探索する羅針盤となるテキストを掲載。

    メインとなる次の章では、領域を横断する5つのアプローチから「デジタル」と一体になる〈人間〉のいまを探ります。さまざまなバックグラウンドを持つ専門家が「セオリー」を、また本展覧会の企画に携わったキュレーター陣が、アーティストとの対話を通した「プラクティス」を、会場では見られない作品も自由に参照しながら、独自の視点で書き下ろしました。展覧会を記録した図録を超え、書籍ならではの構成で、アートとデザインの実践を紹介しながら、デジタルテクノロジーがもたらした〈人間〉の変化に迫ります。

関連リンク

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館、代官山 蔦屋書店

共催:

株式会社ビー・エヌ・エヌ