コレクション展2 死なない命

2017年7月22日(土) - 2018年1月8日(月)

現代は、人工知能や生命工学など科学技術の発達によって、社会の価値観が大きく揺らぎつつあります。円環上に転生する生命から人工的な新種の創造まで、生物の「転移」をテーマにした作品を展観することで、新たな生命を造形することの意味や、人工的な自然を生きることの可能性を問いかけます。

椿昇《 エステティック・ポリューション》 1990
© TSUBAKI Noboru
コレクション展「目には見えない確かなこと」(2010-11)での展示風景
壁面ドローイング:村林由貴、鬣恒太郎

アペルト07

川越ゆりえ

2017年5月27日(土) - 2017年9月24日(日)

川越ゆりえ(1987-)は「人の感情の蠢きを虫にしたら」と発想し、心の動きを仮想の虫の姿態に呼応させて、幻想的な世界を表現します。擬人化ならぬ擬虫化したモチーフは、さらに、昆虫標本に仕立てられ、人間の滑稽さや愛すべき表情にも見えてきます。

《弱虫標本》( 部分) 2013
© KAWAGOE Yurie 作家蔵

コレクション展1 PLAY / 粟津潔、マクリヒロゲル4

2017年4月29日(土) - 2017年7月23日(日)

ー遊ぶ、演じる、演奏する、振る舞う、行動する。
私たちの毎日はPLAYの連続です。日常を、そして人生を構成するPLAYをアーティストはどのように捉えているのでしょうか。あるいは、PLAYを促す作品によって私たちはどのような経験をするのでしょうか。本展では、コレクション作品を通してさまざまなPLAYを考察します。
また、小特集展示では、粟津潔の写真作品をとりあげます。

lab.1

OTON GLASS

2017年4月8日(土) - 2017年7月23日(日)

父親の失読症をきっかけに開発が進められている〈OTON GLASS〉。視覚的な文字情報を音声に変換することで「読む」行為をサポートする眼鏡型のデバイスです。ディスレクシア(難読症、読字障がい)の補助をはじめ、外国の街を歩く際など、文字を読むことが困難なさまざまなシーンでの「読む」能力の拡張を目指す〈OTON GLASS〉の取り組みを紹介します。さらに会場内には〈OTON GLASS〉のプロトタイプを装着し、実際にその機能を体験できるスペースを設け、開発者による実用化に向けた研究のプロセスを可視化します。既存のテクノロジーを組み合わせつつ、革新的なデバイスの開発に取り組むスタートアップの「現場」にぜひ立ち会ってください。

池田学展 The Pen ー凝縮の宇宙ー

2017年4月8日(土) - 2017年7月9日(日)

極めて細いペン先から壮大な世界を描き出すアーティスト、池田学(1973-)。1日に握りこぶしほどの面積しか描くことができないという画面は、緻密な描写や壮大な構成によって裏打ちされた、現実を凌賀(りょうが)するかのような異世界の光景を現出させ、米国をはじめ世界的に大きな評価を得ています。本展は、池田の画業の全貌を紹介する、初めての大規模な個展です。中でも米国ウィスコンシン州のチェゼン美術館の滞在制作プログラムにより3年にわたって制作された新作《誕生》は必見です。