ARCHITECTURE FOR DOGS 犬のための建築

2014年12月6日(土) - 2015年5月10日(日)

「犬のための建築」は、デザイナー・原研哉氏のディレクションのもと、犬の尺度で建築を捉えなおすことで 新たな建築の可能性を模索する、犬と人間の幸福のための真摯な建築プロジェクトです。 2012年11月に公式サイトがオープンし、世界をリードする建築家・デザイナー13組がデザインした「犬のための建築」13作品が、フリーダウンロードできる設計図と共に公開されました。公式サイトでは、設計図をもとに自作した「犬のための建築」の写真を投稿することができ、インタラクティブな交流の場にもなっています。また2012年12月にマイアミの「Design Miami/」にて最初の展覧会が開催された後、ロサンゼルスのロングビーチ・ミュージアム、TOTOギャラリー・間、四川省のZHIアート・ミュージアムに巡回した後、今年2014年に金沢21世紀美術館でも展覧会を開催する運びとなりました。本展では、「犬のための建築」28件31点が、長期インスタレーションルーム、デザインギャラリーと交流ゾーンにかけて一堂に展示されま す。柴犬・スピッツ・パグといった具体的な犬種を特定してデザインされ、それぞれの建築家・デザイナーの個性もにじみ出ている作品の数々をじっくりとご堪能いただけます。
デザインギャラリーでは、「人間と犬のスケールを調整する装置」というコンセプトはそのままに、10数種の形態バリエーションに展開した原研哉氏による《D-TUNNELのボレロ的展開》が、実寸大もしくは縮尺模型として公開されます。また、東京展で投稿された一般の方からのアイディアの中から選ばれた《すきま椅子》は日本初公開となります。
「犬」を通して「建築」の領域を広げてくれる本展覧会、どうぞご期待ください。

企画・ディレクション:原研哉
共同企画:Imprint Venture Lab
参加作家:アトリエ・ワン、伊東豊雄、MVRDV、隈研吾、コンスタンチン・グルチッチ、妹島和世、トラフ建築設計事務所、内藤廣、坂茂、藤本壮介、ライザー+ウメモト、原デザイン研究所、原研哉

© Hiroshi Yoda

ジャパン・アーキテクツ

3.11以後の建築

2014年11月1日(土) - 2015年5月10日(日)

2011年3月11日に起きた東日本大震災は、建築家と建築界に大きな意識の変化をもたらしました。津波の圧倒的な破壊力に、建築物を強化するだけでは解決できない問題を突きつけられると同時に、人と人との繋がり、地域と人の関係といったソフト面からのアプローチがいかに大事かを考えさせられたのです。さらに未曾有の惨事となった原発事故はエネルギー問題に対しての意識と危機感を急激に高め、環境やエネルギーとの関係に配慮した設計が、今までに増して切実に求められるようになりました。さらにマクロに見ると、少子高齢化に向かい、住宅や公共施設がだぶつくと言われるこれからの日本において、建築家がどのような役割を果たし、どのような未来を描こうとするのか、批判と期待の両方をもって問われるでしょう。こうした社会の変化に自分なりの考え方や手法で向き合う25組の建築家の取り組みを紹介します。

ジャパン・アーキテクツ

ジャパン・アーキテクツ 1945-2010

2014年11月1日(土) - 2015年3月15日(日)

「ジャパン・アーキテクツ1945–2010」はポンピドゥー・センター パリ国立近代美術館副館長のフレデリック・ミゲルー氏を監修・キュレーターにお迎えして、戦後日本において大きな役割を果たしてきた日本の建築家たちによる150を超えるプロジェクトを考察し、戦後日本建築史を紹介する展覧会です。戦後に焦土化した国土を復興し始めた1945年から2010年までの65年間を、ミゲルー氏は6つのセクションに分け、各セクションのコンセプトに対応するカラー・コードを用いて、戦後日本建築を独自の視点で刺激的に読み解いています。本展は、日本建築の資料を多数所蔵するパリ・ポンピドゥー・センターからの出品を含め、建築家たちの思考の過程を示す貴重なオリジナル作品約300点によって、日本における建築家たちの業績を展観します。

好奇心のあじわい 好奇心のミュージアム フードクリエイション+東京大学総合研究博物館

2014年4月26日(土) - 2015年3月31日(火)

※「好奇心をあじわう小部屋」、「好奇心の祝宴」は10月13日で終了いたしました。


今年金沢21世紀美術館は開館10周年を迎えました。「好奇心のあじわい 好奇心のミュージアム」は、みなさんとともにこれを祝う「祝宴」の場をつくりあげるプログラムです。その中心となるのは、あらたな「食」の価値を提案する諏訪綾子が主宰するフードクリエイションと、<驚異の部屋>をつくりだす東京大学総合研究博物館。博物館の原点でもある「好奇心」に立ちかえりながら、「あじわい」をテーマに据えた、ユニークなプログラム「好奇心をあじわう小部屋」と「好奇心の祝宴」を開催。あじわいのプログラムは街中へと広がっていきます。

諏訪綾子 《Scent of woman》 2014 Photo: Hiroshi Iwasaki
+ ウシ頭骨 東京大学総合研究博物館