大森伃佑子とマエダサチコ

不自由な夢

2008年12月13日(土) - 2009年2月22日(日)

ベット、人形、レース、ハイヒール、蝶、鳥、花、手袋、リボン、つけ襟、毛皮のコート、まくら、マント、ウエディングドレス、キャンドル…

展示は、キャンドルアーティスト、マエダサチコによるキャンドルを軸に、スタイリスト大森仔佑子が追い求めてきた「かわいいもの」がぎっしりと詰まった空間となる。そこはいつも憧れと夢の世界がある。
そして、その夢の世界は必ずその先へつながっている。
大切にしているかわいいものたちのその先にあるものを、集めることによって改めて感じてみたい。

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http://www.kanazawa21.jp/designgallery/yokoomori.html

杉本博司 歴史の歴史

2008年11月22日(土) - 2009年3月22日(日)

杉本博司は2003年より「歴史の歴史」という表現活動を行ってきました。この「歴史の歴史」は、アメリカ、カナダの様々な美術館を巡回しながら、その都度変貌してきました。本展では、杉本の新規収集品や自作が含められる新たな「歴史の歴史」が展開、これまでの「歴史の歴史」を総括する大規模な展覧会になります。

- 自分たちの生きる場所を自分たちでつくるために -

金沢アートプラットホーム2008

2008年10月4日(土) - 2008年12月7日(日)

「金沢アートプラットホーム2008」は金沢21世紀美術館が金沢の街を舞台に行う、プロジェクト型の展覧会です。公園や商店街、街中の空き家などを活動の場に、19組のアーティストが形式にとらわれない作品を展開。多くの人が参加するワークショップが行われ、また街中でたくさんの展覧会が開かれます。アートを通して人が出会い、新しい出来事が起こる。そして人々に対話が生まれ、社会の様々な部分に架け橋ができ、街がより豊かな場所へと変わっていく。この秋、街の人々と織りなすアートが、金沢にあふれます。

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http://www.kanazawa21.jp/exhibit/k_plat/

金沢アートプラットフォーム2008 インフォメーションキューブ

2008年10月4日(土) - 2008年12月7日(日)

金沢21世紀美術館のデザインギャラリーが、友の会のメンバーによる情報スペースとなり、おすすめコースの他、あらゆる情報が集まります。まずはここで情報収集しましょう。

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http://www.kanazawa21.jp/exhibit/k_plat/howto.php

「shell - shelter:殻 - からだ」

コレクション展II

2008年9月13日(土) - 2009年4月12日(日)

「もうどこにも安全なゾーンはなくなる」
---ドミニク・ゴンザレス=フェルステル《安全地帯のアン・リー》より



『コレクション展』では、現代社会の価値観の変化や転換と呼応する先端的な作品を紹介し、現代社会の諸問題を問いかけます。

『コレクション展II』のキーワードは、「shell - shelter:殻 - からだ」。本展で紹介する様々な身体のイメージは、価値判断の基準、感情・精神の抜け殻、あるいは己であり続けるためのシェルター、生と死、等を暗示するものとして登場します。

それらの作品は、既存の価値観に疑問を呈し、現代に漂う孤独と不安、無力感、人々の間の距離感を浮き彫りにしながら、人間の生存可能な場を新たに見出そうとしています。

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http://www.kanazawa21.jp/exhibit/collection/2008_2/index.html

サイトウ ・マコト展:SCENE [0]

2008年8月2日(土) - 2008年11月3日(月)

グラフィック・デザインの領域で国際的に知られるサイトウ・マコトによる初の個展。80〜90年代、斬新な表現によってグラフィック・デザインの常識を破り、時代を塗り替えてきたサイトウ・マコトが、本個展において長年あたためてきた絵画作品を約50点初公開します。サイトウが21世紀の世界に向けて発信する注目の新作展です。

サイトウのこれまでの幅広い創作活動は、「見る」という行為への無限の問いかけのなかで形作られてきました。デザインの領域で活躍する一方で、1990年代半ばからは本格的に絵画の研究も始めています。今回サイトウは、幼少のころから親しみ、自身にとって特別な意味をもつ映画から一瞬のショットを切り取り、デジタルという現代のフィルターを通して大胆に解体するなど、これまで一貫して培ってきた現代への鋭い視点を反映した絵画作品を発表します。本展は、このように「見る」行為を「描く」という行為へと拡げた、サイトウの現在を展観するものです。

作品のなかの人物像は、いずれも体温を感じさせない冷ややかな空気に包まれています。温かさやナチュラルさといった癒しを安易に求める昨今の風潮に挑むかのように、温度のないゼロ地点-SCENE [0]-からうごめきだす不穏な世界。独自のモチーフとテクスチャーにより創出されるサイトウの絵画空間は、時代の新しい感触をとらえ、現代に生きる私たち自身の姿を容赦なく映し出します。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/saitou/index.html

サイトウ・マコト
《切り取られた顔》2007
©Makoto Saito

フードクリエイション 食欲のデザイン展 -感覚であじわう感情のテイスト-

2008年7月19日(土) - 2008年9月28日(日)

“胃までコンセプトを届ける”ことをモットーに展開するフードクリエイション。本展覧会のコンセプトは「感覚であじわう、感情のテイスト」。様々な食材を組み合わせ、驚きや喜びなどの感情を表現していきます。そして、会期中約30回行われるフードパフォーマンスで実際にその表現を「味わって」いただきます。これまでにない「味わう」ことをテーマした展覧会、「食欲のデザイン」空間へ是非お越し下さい。

<フードクリエイション>
諏訪綾子が主宰するコンセプチュアルなフードを提供する<フードクリエイション>。テーマ性のあるフードは、視覚だけでなく、味覚をもデザインしていく。特に本展では、<sensuous food, emotional taste>をコンセプトとして、感情を表現する味を提案していく。そのオリジナルな活動の注目度は高く、2008年度は、各種企業のテーマにそったパーティケイタリングに留まらず、101TOKYO ART FAIRのオープニングパーティや伊勢丹フードエリア1周年のパーティなどその活躍の場はますます広がっている。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/designgallery/foodcreation.html

〈金沢若者夢チャレンジ・アートプログラム〉

日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式 meets NODA [But-a-I]

2008年5月31日(土) - 2008年10月19日(日)

「金沢若者夢チャレンジ・アートプログラム」*の第2弾として、野田秀樹(劇作家、演出家、役者)を迎え、空間・時間の表現者を目指す若者を対象にワークショップを行います。
2007年度、日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式において同プログラムを牽引し、野田秀樹とは舞台美術を通じて交流のあるアーティスト日比野克彦が、アートに演劇の要素を導入し、美術館における表現の拡大をはかります。野田秀樹は、「美術館の展示室」という自身にとっての「アウェー」の場との交信をすることで、プロジェクトを通じて表現の新たな可能性を探ります。
会期中はプロジェクト工房にてワークショップが行われるほか、館内の[展示室13]には[But-a-I](舞台)が出現し、観客を巻き込んだ展示が進行します。

★詳細はこちらから
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/hibinoda/index.html

* 金沢若者夢チャレンジ・アートプログラム
スウェーデンのストックホルム近代美術館で成功を収めている高校生対象の教育普及プログラム「ゾーン・モデルナ」をモデルとし、金沢21世紀美術館において若者を対象に立ち上げられたプログラム。
2007年度にはその第一弾として、日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式が開催されました。

日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/asatte/index.html

[But-a-I]ワークショップ
活動風景
2008年

コレクション展I

2008年5月27日(火) - 2008年7月21日(月)

当館のコレクションを紹介するコレクション展では、複雑な視点を織り交ぜ、人々の価値観の変化や転換と呼応する先鋭的な作品を展示し、現代社会の様々な局面を問いかけます。

コレクション展1では、8人の作家による40点の、様々な表現を紹介します。

出品作家の1人、トルコ出身のジャナン・ダグデレンの作品は、自身を取り巻く外の環境とのつながり、文化的アイデンティティを問いかける作風が特徴です。この展覧会では、4つの作品が展示され、「故郷」や「家」をテーマに、その在り方の不安定さを問いかけます。

空間性と身体性を強く意識した作品で世界的に高い評価を受けているエルネスト・ネトによる《身体・宇宙船・精神》は、「ライクラ」という非常に伸縮性の高い布で、有機的で巨大な生命体のような形をした作品です。この作品には実際に中に入ることができます。人の肌のような感触の布、草花の香りが用いられた本作品は、自分をとりまくありとあらゆるものとのつながりを、私たちの身体と精神に直接働きかけます。

また、村上隆の初期の活動を代表する《シーブリーズ》も必見です。底に車輪とテールランプのついた巨大なボックス状の前後にはシャッターがついています。このシャッターは一定時間間隔で開かれると同時に中から直視できないほどの強い光を発します。

その他、ガブリエル・オロスコ、ヨハン・グリモンプレ、日比野克彦、カールステン・ニコライ、川崎和男の作品が展示されます。彼らの表現を通じて、現実の認識や価値観、知覚の有様について、そして自分をとりまく世界について、様々な視点で捉えた表現をぜひお楽しみください。

★特設サイトはこちら

http://www.kanazawa21.jp/exhibit/collection/2008_1/index.html

ロン・ミュエック展

2008年4月26日(土) - 2008年8月31日(日)

目下、現代美術界において最も注目されている作家の一人、ロン・ミュエックの日本初の大規模展です。映画やテレビ番組用の模型作りの経歴をもつミュエクは、シリコンやファイバーグラスといった素材を使い、古典的な鋳造技法によって、人間の身体を精緻な彫刻によって表現します。髪や皮膚の下の血管まで克明に描出する極限のリアリズムと巨大であったり極小であったりするサイズの非現実性とが相俟って、現代の人間の存在を鮮烈に突きつけます。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/mueck/index.html

ロン・ミュエック《ガール》2006 National Galleries of Scotland, Edinburgh
Artist Courtesy: National Gallery of Canada,Ottawa

金沢をブリコラージュする。糸崎公朗写真展

2008年4月18日(金) - 2008年7月13日(日)

写真を立体的に組み立てて3次元化するフォトモ(フォト+モデル)で知られる糸崎公朗が、金沢の路地をひたすら歩き回り、独自の視点で金沢の街を切り取ります。

視点をつないでいく「ツギラマ」や、街に生息する小さな虫たちを壮大なスケールで撮影した「デジワイド」など多様な手法で表現される、視点・思考・テクノロジーの切り貼り=ブリコラージュで誰もが見逃していた金沢を表現します。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/designgallery/kimioitozaki.html

世界屈指の中国・韓国陶磁の名品の金沢里帰り展

美の求道者 安宅英一の眼 安宅コレクション

2008年2月9日(土) - 2008年3月20日(木)

安宅コレクションは、かつて日本の十大商社の一つであった安宅産業株式会社が、事業の一環として収集した約1,000点に及ぶ東洋陶磁のコレクションです。その収集を一貫して推進・指導し、厳しい眼をもって比類ないコレクションにまで築き上げたのが安宅英一氏(1901-94)でした。安宅氏は同社の取締役会長を務め、その後、相談役社賓として会社の経営に参画しました。しかし、その足跡は、むしろ美術品コレクター、あるいは第二次世界大戦以前からの日本のクラシック音楽界のパトロンとして知られています。

安宅家は、石川県石川郡金石町(現金沢市金石町)の豪家で、英一氏の祖父・幸吉氏の代に金融業、肥料、衣料などを商って加賀有数の豪商となり、父・彌吉氏は雑貨輸入業に専念、貿易商の名門、安宅産業の基礎を築きました。鈴木大拙、西田幾多郎の最大の後援者としても知られます。

同コレクションは、安宅産業の終焉の後、最終的には安宅産業の主力銀行であった住友銀行を中心とする住友グループ21社から大阪市に寄贈されました。大阪市はそれを受けて昭和57年に大阪市立東洋陶磁美術館を設立し、現在に至っています。高麗・朝鮮時代の韓国陶磁並びに漢時代から唐・宋・元・明時代の中国陶磁を主とする安宅コレクションは質の高さにおいて世界屈指の内容であり、国の内外から高い評価を得ています。

今回、この門外不出のコレクションから、大阪市立東洋陶磁美術館の監修により厳選された国宝2点、重要文化財11点を含む珠玉の名品56点を展示します。金沢ゆかりの世界的コレクションの里帰り展を通じて、東洋陶磁の美しさ、楽しさをご堪能下さい。

★詳細はこちら
http://www.kanazawa21.jp/ja/04event/event_one.php?id=811

国宝 飛青磁 花生
龍泉窯 元時代(13〜14世紀)
大阪市立東洋陶磁美術館蔵
(住友グループ寄贈)

荒野のグラフィズム:粟津潔展

2007年11月23日(金) - 2008年3月20日(木)

戦後まもない頃よりグラフィック・デザインの先駆者として常に第一線で活躍してきた粟津潔は、草創期の心境を「すべては荒野だった」と述べています。

粟津は、1977年のサンパウロ・ピエンナーレに出品した代表作《グラフィズム》をはじめとする絵画やドローイング、映像、舞台美術、彫刻、装丁など、幅広いメディアを横断して膨大な数の作品を手がけてきました。本展は、それらの相互に有機的に繋がる創作活動全体を眺望し、作家粟津潔の全貌を紹介する大規模な個展です。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/awazu/index.html

粟津潔《ある女の肖像》1977年

大巻伸嗣 Liminal Air -descend-2007

2007年11月3日(土) - 2008年4月6日(日)

金沢21世紀美術館はこの10月に開館3周年を迎えるにあたり、デザインギャラリーのガラスに囲まれた空間を最大限に生かした、大巻伸嗣のインスタレーション作品を展示する。美術館内通路を歩きながらふと作品に出会えるという展示室内でありながら展示室外でもあるような、これまでにない展示空間となるであろう。

今回展示される「LIMINAL AIR」は、大巻作品の軸になる花シリーズに対して、線シリーズともいうべき作品で、繊細で軽やかな印象の花シリーズに対して、線シリーズは空間を変容させるという大巻作品のもつ特性をより純化したものであるといえよう。白い面により立体的に構築された空間は迫力をもって迫ってくる。しかしながら、その内部空間に入ったならば、幾束ものロープが直接肌に触れ、その糸の触感はあくまでも柔らかであり、硬質な視覚的印象とのギャップは、感覚的な衝撃をわたしたちに与えるに違いない。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/designgallery/liminalair.html

コレクション展 II

2007年9月15日(土) - 2008年4月13日(日)

金沢21世紀美術館のコレクションを紹介します。とりわけ、複雑な視点を織り交ぜ、社会の価値観の変化や転換と呼応するような作品を展示し、社会における人間の表現を問い直します。

〈金沢若者夢チャレンジ・アートプログラム〉

日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式

2007年8月7日(火) - 2008年3月20日(木)

10年以上にわたり全国各地で地域に即した制作活動を続けてきたアーティスト日比野克彦が、アートスクールを開校。美術館と町を舞台に金沢を拠点としたアートのネットワークを構築します。アートが人と地域をつなぎ、金沢から全国へと伝播していく実験的なプロジェクトです。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/asatte/index.html