「shell - shelter:殻 - からだ」

コレクション展II

2008年9月13日(土) - 2009年4月12日(日)

「もうどこにも安全なゾーンはなくなる」
---ドミニク・ゴンザレス=フェルステル《安全地帯のアン・リー》より



『コレクション展』では、現代社会の価値観の変化や転換と呼応する先端的な作品を紹介し、現代社会の諸問題を問いかけます。

『コレクション展II』のキーワードは、「shell - shelter:殻 - からだ」。本展で紹介する様々な身体のイメージは、価値判断の基準、感情・精神の抜け殻、あるいは己であり続けるためのシェルター、生と死、等を暗示するものとして登場します。

それらの作品は、既存の価値観に疑問を呈し、現代に漂う孤独と不安、無力感、人々の間の距離感を浮き彫りにしながら、人間の生存可能な場を新たに見出そうとしています。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/collection/2008_2/index.html

サイトウ ・マコト展:SCENE [0]

2008年8月2日(土) - 2008年11月3日(月)

グラフィック・デザインの領域で国際的に知られるサイトウ・マコトによる初の個展。80〜90年代、斬新な表現によってグラフィック・デザインの常識を破り、時代を塗り替えてきたサイトウ・マコトが、本個展において長年あたためてきた絵画作品を約50点初公開します。サイトウが21世紀の世界に向けて発信する注目の新作展です。

サイトウのこれまでの幅広い創作活動は、「見る」という行為への無限の問いかけのなかで形作られてきました。デザインの領域で活躍する一方で、1990年代半ばからは本格的に絵画の研究も始めています。今回サイトウは、幼少のころから親しみ、自身にとって特別な意味をもつ映画から一瞬のショットを切り取り、デジタルという現代のフィルターを通して大胆に解体するなど、これまで一貫して培ってきた現代への鋭い視点を反映した絵画作品を発表します。本展は、このように「見る」行為を「描く」という行為へと拡げた、サイトウの現在を展観するものです。

作品のなかの人物像は、いずれも体温を感じさせない冷ややかな空気に包まれています。温かさやナチュラルさといった癒しを安易に求める昨今の風潮に挑むかのように、温度のないゼロ地点-SCENE [0]-からうごめきだす不穏な世界。独自のモチーフとテクスチャーにより創出されるサイトウの絵画空間は、時代の新しい感触をとらえ、現代に生きる私たち自身の姿を容赦なく映し出します。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/saitou/index.html

サイトウ・マコト
《切り取られた顔》2007
©Makoto Saito

フードクリエイション 食欲のデザイン展 -感覚であじわう感情のテイスト-

2008年7月19日(土) - 2008年9月28日(日)

“胃までコンセプトを届ける”ことをモットーに展開するフードクリエイション。本展覧会のコンセプトは「感覚であじわう、感情のテイスト」。様々な食材を組み合わせ、驚きや喜びなどの感情を表現していきます。そして、会期中約30回行われるフードパフォーマンスで実際にその表現を「味わって」いただきます。これまでにない「味わう」ことをテーマした展覧会、「食欲のデザイン」空間へ是非お越し下さい。

<フードクリエイション>
諏訪綾子が主宰するコンセプチュアルなフードを提供する<フードクリエイション>。テーマ性のあるフードは、視覚だけでなく、味覚をもデザインしていく。特に本展では、<sensuous food, emotional taste>をコンセプトとして、感情を表現する味を提案していく。そのオリジナルな活動の注目度は高く、2008年度は、各種企業のテーマにそったパーティケイタリングに留まらず、101TOKYO ART FAIRのオープニングパーティや伊勢丹フードエリア1周年のパーティなどその活躍の場はますます広がっている。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/designgallery/foodcreation.html

〈金沢若者夢チャレンジ・アートプログラム〉

日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式 meets NODA [But-a-I]

2008年5月31日(土) - 2008年10月19日(日)

「金沢若者夢チャレンジ・アートプログラム」*の第2弾として、野田秀樹(劇作家、演出家、役者)を迎え、空間・時間の表現者を目指す若者を対象にワークショップを行います。
2007年度、日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式において同プログラムを牽引し、野田秀樹とは舞台美術を通じて交流のあるアーティスト日比野克彦が、アートに演劇の要素を導入し、美術館における表現の拡大をはかります。野田秀樹は、「美術館の展示室」という自身にとっての「アウェー」の場との交信をすることで、プロジェクトを通じて表現の新たな可能性を探ります。
会期中はプロジェクト工房にてワークショップが行われるほか、館内の[展示室13]には[But-a-I](舞台)が出現し、観客を巻き込んだ展示が進行します。

★詳細はこちらから
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/hibinoda/index.html

* 金沢若者夢チャレンジ・アートプログラム
スウェーデンのストックホルム近代美術館で成功を収めている高校生対象の教育普及プログラム「ゾーン・モデルナ」をモデルとし、金沢21世紀美術館において若者を対象に立ち上げられたプログラム。
2007年度にはその第一弾として、日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式が開催されました。

日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/asatte/index.html

[But-a-I]ワークショップ
活動風景
2008年