ロン・ミュエック展

2008年4月26日(土) - 2008年8月31日(日)

目下、現代美術界において最も注目されている作家の一人、ロン・ミュエックの日本初の大規模展です。映画やテレビ番組用の模型作りの経歴をもつミュエクは、シリコンやファイバーグラスといった素材を使い、古典的な鋳造技法によって、人間の身体を精緻な彫刻によって表現します。髪や皮膚の下の血管まで克明に描出する極限のリアリズムと巨大であったり極小であったりするサイズの非現実性とが相俟って、現代の人間の存在を鮮烈に突きつけます。

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http://www.kanazawa21.jp/exhibit/mueck/index.html

ロン・ミュエック《ガール》2006 National Galleries of Scotland, Edinburgh
Artist Courtesy: National Gallery of Canada,Ottawa

金沢をブリコラージュする。糸崎公朗写真展

2008年4月18日(金) - 2008年7月13日(日)

写真を立体的に組み立てて3次元化するフォトモ(フォト+モデル)で知られる糸崎公朗が、金沢の路地をひたすら歩き回り、独自の視点で金沢の街を切り取ります。

視点をつないでいく「ツギラマ」や、街に生息する小さな虫たちを壮大なスケールで撮影した「デジワイド」など多様な手法で表現される、視点・思考・テクノロジーの切り貼り=ブリコラージュで誰もが見逃していた金沢を表現します。

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http://www.kanazawa21.jp/designgallery/kimioitozaki.html

大巻伸嗣 Liminal Air -descend-2007

2007年11月3日(土) - 2008年4月6日(日)

金沢21世紀美術館はこの10月に開館3周年を迎えるにあたり、デザインギャラリーのガラスに囲まれた空間を最大限に生かした、大巻伸嗣のインスタレーション作品を展示する。美術館内通路を歩きながらふと作品に出会えるという展示室内でありながら展示室外でもあるような、これまでにない展示空間となるであろう。

今回展示される「LIMINAL AIR」は、大巻作品の軸になる花シリーズに対して、線シリーズともいうべき作品で、繊細で軽やかな印象の花シリーズに対して、線シリーズは空間を変容させるという大巻作品のもつ特性をより純化したものであるといえよう。白い面により立体的に構築された空間は迫力をもって迫ってくる。しかしながら、その内部空間に入ったならば、幾束ものロープが直接肌に触れ、その糸の触感はあくまでも柔らかであり、硬質な視覚的印象とのギャップは、感覚的な衝撃をわたしたちに与えるに違いない。

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http://www.kanazawa21.jp/designgallery/liminalair.html

コレクション展 II

2007年9月15日(土) - 2008年4月13日(日)

金沢21世紀美術館のコレクションを紹介します。とりわけ、複雑な視点を織り交ぜ、社会の価値観の変化や転換と呼応するような作品を展示し、社会における人間の表現を問い直します。