〈金沢若者夢チャレンジ・アートプログラム〉

日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式

2007年8月7日(火) - 2008年3月20日(木)

10年以上にわたり全国各地で地域に即した制作活動を続けてきたアーティスト日比野克彦が、アートスクールを開校。美術館と町を舞台に金沢を拠点としたアートのネットワークを構築します。アートが人と地域をつなぎ、金沢から全国へと伝播していく実験的なプロジェクトです。

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http://www.kanazawa21.jp/exhibit/asatte/index.html

パッション・コンプレックス:オルブライト=ノックス美術館コレクションより

2007年8月1日(水) - 2007年11月11日(日)

コリー・アーケンジェル、シュテファン・バルケンホール、デイヴィッド・バチェラー、ルイーズ・ブルジョワ、ソフィ・カル、ジョン・コプランズ、ピーター・コイン、ダン・フレイヴィン、デイヴィッド・ハモンズ、モナ・ハトゥム、ジム・ランビー、キャサリン・オピー、ローリー・シモンズ、ジェフ・ウォール、ジリアン・ウェアリング 。1862年以来、常に「今」を映し出すアーティストに注目してきたアメリカのオルブライト=ノックス美術館の壮大なコレクションより、現代を代表する傑出した15作家の作品約40点を展観します。

彼らは、生活のなかのごくありふれた風景や、人のふるまいを鋭い視点でとらえています。その作品は、ビニール袋や蛍光灯など日常の身近なものをモチーフとしながら、サイズや色の変換など単純な操作によって、忽然と未知の、非日常の世界を私たちの前に現出させます。

作品の、一見すると明快で美しく、親しみやすい装いのもとに隠された、逃れがたい過去の記憶や執着、日常に潜む不条理や現実逃避への欲望 —— 先鋭的で勇敢な作家たちとともに、普段は心の奥深くに隠された激情の領域にお出かけください。

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http://www.kanazawa21.jp/exhibit/p_complex/

ジリアン・ウェアリング
《17歳の自画像、アルバムより》2003
©Gillian Wearing Courtesy: Maureen Paley, London

ガーリッシュ・カルチャー

GIRLISH CULTURE <リカちゃん>少女のあこがれ史 40年

2007年7月21日(土) - 2007年9月9日(日)

最近、「ガーリィ」や「ガーリッシュ」という言葉が使われるようになってきています。女の子を表す「ガール(GIRL)」からきているこれらの言葉は、ややマイナスイメージに使われる「少女趣味」という言葉に対し、もっと女の子が大好きな、女の子っぽいアイテムやデザインを堂々と楽しもうという意気込みにも感じられます。

今回の展覧会は、ガーリッシュの元祖とも言える「リカちゃん人形」に焦点をあてます。今年40周年を迎える「リカちゃん人形」は、時代とともに変化する女の子のあこがれを形にしながら、40年という長い間に渡って人気を保ち続けているといえるでしょう。リカちゃんの40年をたどりながら、女の子がずっと変わらずあこがれているもの、あるいは時代とともに移り変わるものを見ていきます。


(1)あこがれのヒロイン 少女マンガから誕生したリカちゃん
女の子なら誰だって少女マンガのヒロインに憧れたことがあるのではないでしょうか。リカちゃんが生まれた1967年はまさに少女マンガの人気が急に高まりだした頃。なかでも人気の牧美也子さんの絵がリカちゃんのモデルになりました。完璧な美人というよりは、ちょっと鼻ぺちゃでかわいい女の子というリカちゃん。身近なヒロインは、たちまち女の子たちの人気者になりました。

(2)あこがれの職業  リカちゃんファミリーの華麗なるキャリア
リカちゃんファミリーをみまわしてみると、その華麗なキャリアに圧倒されます。ママはファッションデザイナー、パパは世界を飛び回る指揮者、おじいちゃんは外交官、おばあちゃんはスイス大使館勤務とあこがれの職業が勢ぞろい。いったいリカちゃんは大人になったら何になるのでしょうか。第一生命調査による2006年女の子の憧れの職業ベスト3は、1位食べ物やさん、2位保育園・学校の先生、3位看護婦さん。リカちゃんやリカちゃんのお友達も、憧れの職業にチャレンジしています。

(3)あこがれの暮らし マイホーム・ドリームの変遷
リカちゃん人形のはじまりは、リカちゃんハウスからってご存知ですか? 子どもたちが楽しめるドリームハウスを作ろうというプロジェクトがやがて、そのハウスに暮らす女の子の人形をも生み出しました。リカちゃんの住む家はいつだって、あこがれの生活がいっぱい。子ども部屋が始めて登場したり、2階建ての家、大きなリビングの家、そして今はハートヒルズと、リカちゃんの住まいは時代とともに変化していきます。最初はヨーロッパ風の豪華な家具や装飾品に囲まれていたリカちゃんのうちは、しだいにシンプル・モダンに変わってきます。でも、やっぱり女の子の大好きなピンクや白、パステルカラーは欠かせません!

(4)あこがれのファッション 最先端のガーリッシュ・ファッション
ガーリッシュを代表するリカちゃんとしてはファッション抜きに語ることはできません。リカちゃんは女の子のかわいらしさとかっこうよさをとことん追求する女の子です。フリフリドレスももちろん大好きだけれど、近頃はブランドにも目覚め、いろんなファッションに挑戦しています。

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我が文明:グレイソン・ペリー展

2007年4月28日(土) - 2007年8月31日(金)

「私の作品は、毒入りの宝物のようなもの。宝物だけど、呪われている。深い無意識の底から運ばれてきたそれらを「発掘」することは、考古学であり、心理学なのだ」

巨大な壺に描かれた殺風景な郊外の町並みやブランド・ロゴに女装した少年たち。華やかな装飾のはざまには様々な社会問題や暴力の場面が浮き上がり、女装した作家の姿もしばしば登場します。グレイソン・ペリーが生きてきた道のりと深くリンクするという点で、彼の作品は、自身の「文明」をたどる重要な発掘物といえます。愛するクマのぬいぐるみも、殺伐とした郊外風景も、自身の女装趣味さえも含まれる彼の文明は、「未開」に相対する「文明」をクリティカルに照射する試みでもあります。

1960年、チェルムズフォード(英国)生まれのペリーは80年代半ばから、暴力、偏見、性的抑圧、文化や信仰、自己とは何であるかといった諸テーマに関し、ユーモアやファンタジーを交えつつ、鋭い視点で捉えた作品を発表してきました。彼が主に手がける陶芸作品では、古典的な形の壺の表面に描き重ねた現代的主題と、豊かな色彩や装飾との重層的な絡まり合いが見る者の想像を膨らませます。陶芸のみならず、彫刻、写真、版画からキルトやドレスのデザインに女装という行為まで、ジャンルを超えた活動と強烈な表現内容で国際的な注目を集め、2003年には英国のターナー賞を受賞しました。日本初の個展となる本展では、初期から近年までの作品に多数の新作を加え、我々をペリーの「文明」を巡る旅へといざないます。

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グレイソン・ペリー
《何がいやなのか?》(部分)2006
Courtesy: Artist / Victoria Miro Gallery

アトリエ・ワン いきいきプロジェクトin金沢

2007年4月1日(日) - 2007年9月17日(月)

塚本由晴と貝島桃代の2人の建築家ユニット「アトリエ・ワン」が、金沢の街を調査し、いきいきとした空間を提案します。これまで「動く家具」や「移動する教室」など、地域での調査をもとにユニークな提案を行ってきたアトリエ・ワン。本プロジェクトでは、地域の活動と建築家とのコラボレーションの可能性を探ります。

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アトリエ・ワン
《ファーニ・サイクル》2002
金沢21 世紀美術館蔵