Fiber & Space ー素形への軌跡から純化する領域へー 濱谷明夫展

2005年10月20日(木) - 2005年11月29日(火)

一本の糸から壮大な空間を編み上げる濱谷明夫。金沢駅の「もてなしドーム」開設を記念して設置された作品は軽やかな白い糸の造形であったが、本展での重量感ある黄色い円錐形を二つ重ね合わせたような造形は、ダイナミックで圧倒的な存在感を持っていた。来場者はその糸の間をくぐりぬけることもでき、重量感はやさしく乾いた糸の肌ざわりとともにやがて消えてゆく。素材のもつ特性を生かしきった作品だといえる。

ゲルハルト・リヒター:鏡の絵画

2005年9月3日(土) - 2005年10月26日(水)

ゲルハルト・リヒターは現代絵画の巨匠として高い評価を受けているドイツの画家です。本展は、リヒターの1960年代から40年にわたる長い画歴を、日本で初めて総合的に紹介する個展です。出品作品約50点は、リヒター自身とデュッセルドルフ(ドイツ)のノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館の全面的協力により、厳選されました。

白黒の写真を元に描いた絵画「フォト・ペインティング」、色見本のような幾何学的な絵画「カラー・チャート」、ロマンティックな風景画や静物画、大胆なモノクロームの「グレイ・ペインティング」、ガラスを用いた作品など、高度な絵画技術をもって多様なスタイルを同時期に並行させながら、一貫して「絵画の可能性」を追求し続けるリヒター。それらの作品は彼が生きてきた時代背景をかいま見せるとともに、時空を超えてつながり合い、新たな地平へと私たちを導きます。

「鏡は、より完璧な絵画である」−− リヒターは、写真と絵画、現実と幻影、具象的なものと抽象的なものといった境界に立ち、同時にそのどちらをも超えて、絵画の根底にある「見るという行為」の意味について私たちに問いかけます。

リヒターの芸術は、膨大な作品をどのように組み合わせて展示するかにより、万華鏡のようにその表情を変えます。本展は、制作された年代を追いつつ、テーマ、スタイル、サイズ等、作品の性格に着目してその並べ方も多様性をもたせました。そんな展示空間は、無辺の可能性を湛えるリヒターの世界へと私たちをいざないます。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/richter/index.html

《雲》1978年 
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館蔵
©Gerhard Richter

珪藻土アートプロジェクト 珪藻土のめぐみ展

2005年8月12日(金) - 2005年10月16日(日)

開館1周年を記念して行われた珪藻土アートプロジェクトは、日本一の埋蔵量を誇る石川県珠洲の珪藻土のアート素材としての可能性を検証するもので、「珪藻土のめぐみ展」はそのプロローグとして開催された。切り出された生の珪藻土と、その珪藻土から発見された古代生物の遺骸を展示するとともに、呼吸する珪藻土の姿を顕微鏡写真で伝え、科学的かつ感覚的に珪藻土を紹介する展示となった。

EVENTイベント

金沢21世紀美術館シアター21  2005年度

2005年4月1日(金) - 2005年12月31日(土)

金沢21世紀美術館シアター21で2005年度に行われた美術館主催のステージイベントはこちらからご覧いただけます。

EDUCATIONAL PROGRAM教育普及プログラム

条件に該当する催しがありません。

COMMUNITY EXHIBITION一般主催展覧会

条件に該当する催しがありません。

COMMUNITY EVENT一般主催イベント

条件に該当する催しがありません。