イェッペ・ハイン 360°

2011年4月29日(金) - 2011年8月31日(水)

インフォメーション

期間:

2011年4月29日(金) - 2011年8月31日(水)
10:00〜18:00 (金・土曜日は20:00まで)

会場:

金沢21世紀美術館

休場日:

月曜日(5月2日、7月18日、8月15日は開場)、7月19日

料金:

■「イェッペ・ハイン 360°」観覧券
<当日>
一般=1,000円
大学生・65歳以上=800円
小中高生=400円

<前売・団体>
一般=800円
大学生=600円
小中高生=300円

※上記チケットにて「サイレント・エコー コレクション展I」も観覧可(2011年7月18日まで)
■「イェッペ・ハイン 360°」と「Inner Voices - 内なる声」 の共通観覧券
2011年7月30日(土)~8月31日(水)
<当日>
一般=1,700円
大学生・65歳以上=1,400円
小中高生=700円

<前売・団体>
一般=1,400円
大学生=1,100円
小中高生=600円

前売りチケット取扱:

◇チケットぴあ TEL 0570-02-9999
Pコード
本展観覧券:764-563
共通観覧券:764-562
◇ローソンチケット TEL 0570-000-777
Lコード
本展観覧券:53424
共通鑑賞券:53437
販売期間

本展観覧券:会期中
共通観覧券:6月30日より8月31日まで

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館
TEL 076-220-2800

デンマークの若手作家、イェッペ・ハインの、美術館における日本で初めての個展。7つの展示室と廊下を舞台に、観客との関係を生み出すユーモアあふれるインスタレーション作品など10点を展示します。タイトルの「360°」には、全方位に開かれた金沢21世紀美術館の建物にちなみ、見る人との関わりを大切にしたいという思いと、鏡や光を使った回転する作品などによって、空間がぐらつくような体験を引き起こしたいという思いが込められています。空間と戯れる、参加体験型の展覧会です。

関連プログラム

キュレーターによるギャラリーツアー

日時:4月30日(土)14:00〜15:30 *終了しました
   7月 2日(土) 14:00〜(約40分)*終了しました
   7月22日(金)18:30〜(約40分)*終了しました
   8月20日(土)14:00〜(約40分)
集合場所:金沢21世紀美術館 レクチャーホール
料金:無料(ただし、当日の本展観覧券が必要)

展示作品紹介

  • 《回転するピラミッドII》2007年
    Photo: Keizo KIOKU

    回転するピラミッドII

    壁に取り付けられた全面鏡の四角錐がゆっくりと回転します。それにつれて、展示室の周囲の壁に反射した光が変化します。
    鏡には、天井、床、壁の断片が万華鏡のように写ります。シンプルな仕掛けで、空間の新たな体験を可能にします。

  • 《光のパビリオン》2009年
    Photo: Keizo KIOKU

    光のパビリオン

    コードで繋がった電球がいくつも天井からぶら下がる作品。電球のコードは、ゆっくりと上下し、その中に入ることもできます。
    展示室内にあるエクササイズバイクを訪れた人が漕ぐことで電球が動きます。

  • 《見えない動く壁》2001年
    Photo: Keizo KIOKU

    見えない動く壁

    ほとんど気づかないほどのゆっくりとした速さで、大きな自立壁が展示室の壁の間を左右に動き、裏側への通り道を遮ります。
    一度通った通路を戻ろうとすると、さっき通ったはずの通路が無くなっており、壁の位置が変わったことに気づきます。訪れる人がどのように空間を把握しているかを考えさせる作品です。

  • 《回転する正方形II》2011年
    Photo: Keizo KIOKU

    回転する正方形II

    壁に掛けられた額の中で白紙の紙が高速度で回転しています。最初は紙が円形に見えますが、よく見ると正方形であることがわかります。

  • 《見えない迷宮》2005年
    Photo: Keizo KIOKU

    見えない迷宮

    赤外線信号を使った仮想の壁によって、展示室全体に迷路が作られている作品です。訪れる人は、赤外線受信機を身につけ、その振動で壁の存在を感知しながら、迷路状の見えない壁に沿って奥に進んでゆきます。天井に取り付けられた赤外線発信器は、曜日ごとに切り替えられ、日々異なる迷路の形となります。体験者は、目でみた迷路の情報と、見えない導線を、頭の中でつなぎ合わせながら進みます。体験者の頭の中に存在する建築あるいは彫刻であるといえます。

  • 《変化するネオン彫刻》2006年Photo: Keizo KIOKU

    変化するネオン彫刻

    ネオン管でできた1.5メートルのルービックキューブ状の立方体が点滅する作品です。光り方は2秒ごに変化し、ピラミッド型や階段型など、様々な異なる形状を生み出します。センサーにより、観客が近づくと、光は変化をやめて静止します。

  • 《籠と鏡》2011年
    Photo: Keizo KIOKU

    籠と鏡

    鉄の棒でつくられた、軽やかで開放的な巨大な籠の中央に、大きな丸い鏡が吊り下がっている作品。籠の中に入って鏡の周りを歩く事ができます。鏡は気づかないほどの速さでゆっくりと回転し、周囲の環境がぐらつくように感じられます。

  • 《360°ギャラリー、金沢21世紀美術館》 2011年

    360°ギャラリー、 金沢21世紀美術館

    金沢21世紀美術館の展示室を撮影した新作。同じ展示室を15°ずつカメラを回転させて撮影し、1回転するまでの計24枚で構成される。

  • 《回転する迷宮》2007年
    Photo: Keizo KIOKU

    回転する迷宮

    鏡張りの薄い柱が二重の円状に並び、外側の円と内側の円がゆっくりと反対方向に回転する作品です。中に入って歩くこともでき、周囲の環境にとけ込み、形が判別できなくなります。周囲の環境と自分自身の経験と知覚を直接的にぐらつかせ、ずらす作品です。

  • 《映してください/考えてください、金沢21世紀美術館》 2011年
    Photo: Keizo KIOKU

    映してください/ 考えてください、 金沢21世紀美術館

    金沢21世紀美術館のスタッフが鏡を使ってアルファベットをつくりだす姿を撮影。文字を組み合わせ「FEEL」「PARTICIPATE」など、コミュニケーションを促すメッセージとして展示室をつなぐ廊下に展示。
    ※《現れる部屋》は都合により展示中止となりました。
    All the works in the images:
    「イェッペ・ハイン 360°」展示風景
    Courtesy: Johann König, Berlin, 303 Gallery, New York and SCAI The Bathhouse, Tokyo

作家プロフィール

  • イェッペ・ハイン(Jeppe Hein)

    1974 年、コペンハーゲン(デンマーク)生まれ。コペンハーゲン王立芸術アカデミー卒業。ベルリンを拠点に制作。
    ロンドンのヘイワードギャラリー、パリのポンピドゥ・センターなど多くの美術館で個展を行うほか、リバプール・ビエンナーレなど国際展にも参加。2009年、デンマークのオーフスのARoS美術館で大規模な個展を開催。また、ケルンのバンクハウス・オッペンハイムなど各地に、噴水や変型ベンチ、鏡などを使った常設のパブリックアートも制作している。観客の動きに反応するなど、観客同士の間にコミュニケーションを生み出す、ユーモラスで茶目っ気のある作品を制作している。日本では、これまでに、森美術館、広島市現代美術館、SCAI The Bathhouseなどで作品を発表。

展覧会カタログ

  • 『イェッペ・ハイン 360°』

    仕様:200 x 200 mm 日/英併記
    頁数:総120頁(カラー48頁)
    定価:2,477円(税別)
    デザイン:下田 理恵
    発行:金沢21世紀美術館

    <コンテンツ>
    金沢21世紀美術館での展示風景
    対談 イェッペ・ハインー妹島和世+西沢立衛/SANAA
    デンマークの美術批評家ピーター・キアクコフ・エリクセン氏寄稿のテキスト
    鷲田めるろ(本展担当キュレーター)書き下ろしテキスト

Images

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館 [公益財団法人金沢芸術創造財団]

後援:

デンマーク王国大使館、北國新聞社