ことばをたべる

2026年8月29日(土)

インフォメーション

期間:

2026年8月29日(土)
18:00〜19:30

会場:

金沢21世紀美術館 シアター21

料金:

一般前売 ¥2000 / U23(23歳以下)前売 ¥1000 / 当日券 ¥2500

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※高校生以下は入場無料です。
※U23前売券をご購入の方および高校生以下の方は、当日受付にて年齢を確認できる身分証明書をご提示ください。
※定員に達し次第、前売券の販売を終了いたします。
※前売券が完売した場合、当日券の販売はございません。

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801

概要

ことばと音を即興で咀嚼し、別の響きへと編み直す。文学と電子音楽が交わる、自由な姿勢で味わうライブパフォーマンスです。

私たちは、食べ物を口にし、噛み、飲み込み、自らの身体をつくる力へと変えていきます。それと同じように、誰かのことばを聞くことも、外にあるものを自分の内側へ迎え入れ、考えや気持ち、身体に新しい力を与えてくれることなのかもしれません。

「ことばをたべる」。本公演のタイトルにある「たべる」という言葉は、「ことば」をただ「理解」するのではなく、その響きや温度、重さまで含めて受け取ることを私たちに促します。

KOM_I(コムアイ)と葉花から発せられる、詩や文章、記憶。そこに重なるPPTVの植物や食べものから吸い上げる音。電子音楽家である食品まつり a.k.a foodmanは、それらのことばや音をリアルタイムで受け取り、切り分け、混ぜ合わせ、料理するように音楽へと組み替えていきます。食品まつりが取り込んだことばは、そのまま返ってくるわけではありません。いったん咀嚼され、ほどかれ、別の形へと姿を変えたあと、これまでとは違う聞こえ方をもつ「新しいことば」として、もう一度みなさんの身体へと届けられます。

意味のある言葉の列なりは音になり、音はリズムになり、やがて最初の姿から離れながら、新しい感覚や風景を生み出していきます。私たちは普段、ことばを意味を伝えるためのものとして受け取っています。けれど、少し耳を澄ませてみると、ことばは意味である前に、身体から生まれ、別の身体へと届いていく音であり、エネルギーでもあります。

文学、朗読、電子音楽、即興表現の境界を行き来しながら、ことばを聞き、味わい、噛みしめ、身体へ取り込んでいく時間。寝てもよし、座ってもよし。たべかたは、自由です。金沢21世紀美術館シアター21を舞台に、発せられたことばが音楽家の身体と機材を通り抜け、別のことばとして生まれ直す。その変化は、そこにいる一人ひとりの受け取り方や気配によっても揺らぎ、かたちを変えていきます。

アーティスト

  • 食品まつり a.k.a foodman

    名古屋出身の電子音楽家。2012年にNYの〈Orange Milk〉よりリリースしたデビュー作『Shokuhin』を皮切りに、〈Mad decent〉や〈Palto Flats〉など国内外の様々なレーベルからリリースを重ね、その後のワールドツアーではUnsound、 Boiler Room、Low End Theoryに出演。 2021年7月にUKのレーベル〈Hyperdub〉から最新アルバム『Yasuragi land』をリリース。アルバムは Pitchforkの「The Best Electronic Music of 2021」やMusic Magazine、ele-kingなど国内外のメディアの年間ベストに選ばれた。2023年11月にUKのレーベル〈Hyperdub〉から最新EP『Uchigawa Tankentai』をリリース。自身のルーツの一つでもある沖縄を背景に、シカゴ・フットワークからのインスパイアから浮かび上がる特異のサウンドはニューエイジやアンビエントとひも付きながら、様々なスタイルの音楽を生み出している。 ロンドンのラジオ曲〈NTS Radio〉のレジテントも担当。他にBo NingenのTaigen Kawabeとのユニット「KISEKI」、中原昌也とのユニット「食中毒センター」、ナカコー (ex.supercar LAMA)、沼澤尚とのセッションユニットとしても活動。

  • KOM_I

    声と身体を主に用いて表現活動を行うアーティスト。日本の郷土芸能や民俗学、北インドの古典音楽に影響を受けている。
    主な音楽作品に、オオルタイチと制作した『YAKUSHIMA TREASURE』や、食品まつりa.k.a foodmanと発表した『FANI MANI』。気候危機について歌った『なんか地球がおかしい』など。
    展示作品に、やんばるアートフェスティバル『切れても切れても、結ぶことを』、PARCEL『Talk To Yourself』、鉄工島FES『IRON CALLING』など。
    環境問題をはじめとした社会問題に取り組むアーティビズム・コレクティブ『HYPE FREE WATER』をビジュアルアーティストの村田実莉と立ち上げ、貨幣について考える実験的アートイベント『おかしなおかね』を主催、Podcast番組『ぺらぺ〜らの泉』を毎週土曜日に配信中。NHK『雨の日』、Netflix『Followers』、映画『福田村事件』などに出演し、俳優としても活動。2021年まで音楽ユニット・水曜日のカンパネラのボーカルとして活動。
    現在は日本とブラジルのバイーア州に滞在しており、ペルーのアマゾンでの出産体験を本にするべく執筆中。

  • 葉花

    2002年生まれ。好きな数字は2。
    小さな頃から絵を描くことと詩を描くことを続けている。朗読も高校時代から続けており、言葉には魔力があり音楽のような力がついてくるのではないかと踏んで実験中。
    クリエイティブカメレオンユニット、「明晰夢」の1人。

  • PPTV

    DJ / Composer 独自の観点で様々なコンテンツを昇華・融合し、空間に合わせた表現を行う。 舞台芸術の視点の拡張を提唱してきた" ANTIBODIES Collective "の参加や、MC LAS×鎮座DOPENESSのプロデュース、ミナミリョウヘイとのDJユニット" ナマスコワンツ "なども行っている。これまで数々のMIXCDや、eatrip SOIL、kappa堂などの共同作品もリリースしており、日野浩志郎(YPY)のレーベル<bbF>からも「Paradise Siberia」をリリース。

21Hzについて

  • 金沢21世紀美術館のポッドキャスト/レーベル「21Hz」。ヒトが聞くことのできる音は20Hzから、そこから一歩先の未来に耳をすませる「21Hz」。21美ならではのサウンドコンテンツを配信していきます。

ESSCHについて

  • 2013年設立。Web developmentを起点に、スチル、映像、音源の制作を手がける。2024年、金沢市広坂にレーベル/イベントスペース ESŐをローンチし、これまでの活動と実空間における表現を接続。フィジカルとデジタルを横断し、企画・制作・発信を一体的に展開している。

関連リンク

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]、ESSCH