期間:
2025年11月24日(月・振)
13:45〜16:00頃(13:30受付開始)
2025年11月24日(月・振)
13:45〜16:00頃(13:30受付開始)
金沢21世紀美術館
松濤庵
「コレクション展2 文字の可能性」友の会特別企画として、抒情書家・アーティストの室谷文音さんを講師にお迎えし、ワークショップを開催します。
「文法四宝」と呼ばれる4つの書の道具、筆・墨・硯・紙を使い、墨を擦り、自由に選んだ筆、紙、墨色の濃さで言葉や形、線を感性のまま表現します。墨は色墨も用意しています。半紙に下書きした後は、職人が一枚一枚丁寧に漉いた能登の手漉き和紙を使って清書を行い、世界にひとつの作品を完成させます。
〈 抒情書(じょじょうしょ)とは 〉
「抒」は井戸のつるべ。「情」はこころ。「井戸の水を汲み上げるように、気持ちを汲む」と言う意味が込められています。お手本はなく、自分で考えた言葉やカタチ、線を、自由に選んだ筆、紙、墨色の濃さで感性のまま表現する書の手法です。
※汚れてもよい服装でご参加ください
WEBお申込みフォームにて受付
11月1日(土) 10:00 受付開始
お申込みはこちら
1980年大阪府生まれ。お箸を持つより先に筆を持つ。4歳の時、抒情書家の両親が「綺麗な山の水で墨を磨りおろしたい」と京都府美山町へ移住。5歳の時、婦人雑誌「ミセス」の扉ページを一年間連載。日本の管理教育に疑問を感じ、13歳で単独渡英。バース、ヨークの街で中高学校へ通い、2003年セントラル・セイント・マーティンズ大学ファインアート科(ロンドン)卒業。両親が石川県能登町に移住したことをきっかけに能登半島を訪れる。日本の原風景がそのまま残っているところに一目惚れ。2008年アトリエ「桃花林」を能登町内浦長尾に構える。2009年から2015年まで海外のアーティストを招き、遠島山公園ハーモニーセンター(能登町)、しいのき迎賓館(金沢市)で展覧会を行う。現在は拠点を能登に置き日本国内、ロンドン、ジュネーブ、ベルリンでも展覧会を開催。能登町ふるさと大使、いしかわ観光特使を務める。
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]