期間:
2025年11月8日(土)
撮影会 14:00〜15:00 / 上映会 17:30〜18:00 ※雨天の場合は中止
2025年11月8日(土)
撮影会 14:00〜15:00 / 上映会 17:30〜18:00 ※雨天の場合は中止
出雲中央公園(石川県金沢市出雲町イ)
無料
金沢21世紀美術館 学芸課 (担当 本橋仁)
TEL 076-220-2801
MAIL air2025@kanazawa21.jp
夜の遊具に、遊ぶ姿を照らそう
昔、公園で見かけたことのある「ぐるぐる回る球体の遊具」、覚えていますか? 名前は「グローブジャングル」。グローブとは地球のこと。子どもたちは、小さな地球にしがみついて遊んでいたのですね。この特別な遊具を使ってアーティストの鈴木康広さんは作品《遊具の透視法》をつくりました。昼間に子どもたちが遊ぶ姿を撮影し、その映像を夜に同じ遊具へ投影。夜の公園に子どもたちの姿が浮かび上がり、遊具がその日の思い出を映し出すスクリーンになります。ぜひ、この機会に撮影と上映会にご参加ください。
アーティスト。1979年静岡県生まれ。2001年東京造形大学卒業。同年に制作した映像インスタレーション作品《遊具の透視法》がNHK番組デジタル・スタジアムで年間のグランプリを受賞。その後、アルスエレクトロニカ・フェスティバルへの出展を皮切りに、国内外のアートフェスティバルや展覧会を巡回。《ファスナーの船》、《まばたきの葉》、《空気の人》など、誰しもが知っている身近なものに新鮮な切り口を与える作品によって、世界の見方を問いかける活動を続けている。金沢21世紀美術館では、2014年にデザインギャラリーを拠点とするプロジェクト「鈴木康広 見立ての実験室」を開催。2014毎日デザイン賞受賞。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。2025年度、金沢21世紀美術館のアーティストインレジデンス事業として、金沢での滞在制作をおこなっている。
昔はあちこちの公園にあった、ぐるぐる回る球体の遊具「グローブジャングル」。今では撤去が進み、金沢市内では出雲中央公園と、西大桑児童公園の二基を残すのみとなりました。今回のプロジェクトでは、アーティスト・鈴木康広さんが2001年に《遊具の透視法》を制作してから20年、金沢に残るグローブジャングル、そして「ここにあったよ!」という記憶や証言を集めています。お寄せ頂く情報は、金沢市内外を問いません。
「この公園に昔あった」 「引っ越す前の町にあった気がする」 「子どもの頃ここで遊んだ」
――そんな情報も大歓迎です。みなさんの記憶のなかの「ゴースト・グローブジャングル」を集めて、もうひとつの地図をつくりたいと思っています。グローブジャングルとの思い出をお持ちの方は、ぜひ金沢21世紀美術館までお知らせください。
【情報のお寄せ先】
金沢21世紀美術館 学芸課 (担当 本橋仁)
MAIL air2025@kanazawa21.jp
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]