「江康泉 電気心音」関連プログラム

国際シンポジウム「アジア・フューチャリズム」

2025年10月18日(土)

インフォメーション

期間:

2025年10月18日(土)
14:00-16:00(開場13:30)

会場:

金沢21世紀美術館 シアター21

料金:

無料

定員:

100名(先着順)※定員になり次第締切

言語:
日本語 / 英語
※同時通訳あり
※専用のウェブサイトから通訳音声およびリアルタイム文字書き起こしを受信するため、必ずご自身のスマートフォン/タブレットおよびイヤホンをご持参ください。

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801

概要

従来、西洋における植民地主義、科学技術の発展およびグローバル化を軸とした近代的フューチャリズムが世界的に支配的な地位を占めてきた一方で、非西洋圏、とりわけアジアにおける歴史的、文化的、思想的背景に根ざした未来に対する文学と視覚表現は、依然として周縁的な位置に置かれがちです。本シンポジウムは、このような東西世界の非対称性および文学と視覚表現の同質化に対して批判的に介入し、アジアの歴史と文化に基づくオルタナティブな未来論の可能性を探究します。キーノートスピーカー2名の発表と登壇者全員によるディスカッションで構成される予定。

登壇者:
江康泉(出展アーティスト)
アビー・チェン(陳暢Abby Chen、サンフランシスコ・アジア美術館)現代美術部門首席キュレーター)
たかくらかずき(アーティスト)
羅文楽(アーティスト、執筆者、Penguin Lab共同主宰)

モデレーター:杭亦舒(金沢21世紀美術館学芸員、本展企画担当)

登壇者プロフィール

  • 江康泉 / Kongkee

    本展出展アーティスト。2000年に香港中文大学美術学部を卒業し、2005年に香港城市大学クリエイティブメディア修士課程を修了。2015年にイギリスのロックバンドBlurとのコラボレーションによるマンガ『香江模糊記(ほんこんもこき)』を発表。2013年からはマンガシリーズ『汨羅虚擬(べきらきょぎ)』の連載を開始し、後に同作をもとにアニメーションシリーズ「離騒幻覚」を発表。2022年に個展「Kongkee: Warring States Cyberpunk」がサンフランシスコのアジア美術館で開催され、その後シカゴのライトウッド659美術館や香港の大館へと巡回。2024年、米国アジア・ソサエティ「Asia Game Changer West Awards」受賞。2025年、第18回イスタンブール・ビエンナーレ出展。

  • アビー・チェン

    サンフランシスコ・アジア美術館、現代美術部門首席キュレーター。2019年の着任以来、アジア系アメリカ人女性作家による大規模なパブリックアートを実現するなど「トランスフォーメーション」プロジェクトを牽引し、バーニス・ビンの作品群を含む重要コレクションを収集。2023年には「Kongkee: Warring States Cyberpunk」を企画し、アジア・フューチャリズムの新たな地平を示した。2024年ヴェネチア・ビエンナーレ台湾館(袁廣鳴《Everyday War》)キュレーターを務め、光州ビエンナーレ米国館も共同企画。同年、全米美術教育協会より優秀美術教育者賞を受賞。人種、ジェンダー、セクシュアリティ、移民、テクノロジーを横断する実験的アプローチで、現代アジア美術の新たな物語を国際的に発信している。

  • 羅文楽

    ロンドン大学ゴールドスミス校美術学修士課程修了(2007年)。江康泉と共にPenguin Lab共同設立(2008年)。Wooferten(香港)共同創設メンバー(2009年)。アジアン・カルチュラル・カウンシル受賞(香港、2012年)。RTHKテレビ文化番組司会者(2009-2019年) 江康泉のアニメーションシリーズ「離騒幻覚」プロジェクトマネージャー。2023年グレイエリア・フェスティバル(サンフランシスコ)パネルスピーカー。芸術に関する論考は複数の文化メディアに掲載されており、「Art and the Symbols of Exception」は『Creative Space – Art and Spatial Resistance in Asia』(ユク・ホイ・DOXA編、2012年)に収録されている。

  • たかくらかずき

    アーティスト。1987年生まれ。東京造形大学大学院修士課程修了。ビデオゲームとピクセルアート、VR、NFT、AIなどのデジタル表現を使用し、仏教などの東洋思想による現代美術のルール書き換え、デジタルデータの新たな価値追求、キャラクターバリエーションの美学をテーマに作品を制作している。主な展示に、GINZA SIXエントランス展示「ハイパーマン・バン・ゴ・オー(2025)」、BUGでの企画/展示「キャラクター・マトリクス(2024)」、山梨県立美術館での個展「メカリアル(2023)」。そのほか足利市立美術館、SusHi Tech Square、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、台北での個展、NYやメキシコでの展示など。

関連リンク

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

助成:

公益財団法人 小笠原敏晶財団