期間:
2025年6月21日(土)
16:00〜17:30
2025年6月21日(土)
16:00〜17:30
金沢21世紀美術館 レクチャーホール
無料、予約優先、先着80名
手話通訳あり
定員に達しましたので、申し込み受付を終了いたしました
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811
(火〜日、祝日10:00〜18:00)
event_k[a]kanazawa21.jp
※[a]を@に変更してお送りください。
『西田幾多郎の哲学テキスト「直接に與へられるもの」をみんなで朗読している映像演劇』関連トークイベント。
ゲスト:髙谷掌子(石川県西田幾多郎記念哲学館 研究員)
映像演劇とは
〈映像演劇〉とは、演劇作家・チェルフィッチュ主宰の岡田利規と、舞台映像作家の山田晋平が手がける、新しい上演形式。観客が鑑賞するのは、スクリーン等に投影された俳優の映像。映像でありながら、その中で演技を繰り広げる俳優たちの身体は、そこに演劇空間を立ち上げる。これまでに「渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの〈映像演劇〉」(2018年/熊本市現代美術館)、「風景、世界、アクシデント、すべてこの部屋の外側の出来事」(2020年/札幌文化芸術交流センターSCARTS)、「市民と創造する演劇『階層』」(2022年/穂の国とよはし芸術劇場PLAT)、「ニュー・イリュージョン」(2022年)を発表。
撮影:宇壽山貴久子
演劇作家、小説家、演劇カンパニー「チェルフィッチュ」主宰。2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。2007年に同作で海外進出を果たして以降、世界90都市以上で作品を上演し続けている。音楽家・美術家・ダンサー・ラッパーなど様々な分野のアーティストとの協働を積極的に行なっている。2016年からはドイツの公立劇場レパートリー作品の作・演出を継続的に務め、2020年『掃除機』および2022年『ドーナ(ッ)ツ』でベルリン演劇祭に選出。小説家としては、2007年に『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で第2回大江健三郎賞受賞。2022年に『ブロッコリー・レボリューション』で第35回三島由紀夫賞および第64回熊日文学賞を受賞。
舞台映像作家。京都造形芸術大学卒。愛知県豊橋市在住。演劇やコンテンポラリーダンスを中心に、オペラ、コンサートなど、様々な舞台芸術の上演内で使われる演出映像の製作が専門。近年では、現代美術家とのコラボレーションによるプロジェクション作品の制作も行い、舞台芸術と現代美術のフィールドを横断しながら、映像芸術の新たな可能性を探る活動を展開する。主な舞台作品は、チェルフィッチュ、維新派、白井剛など、国内外での公演多数。舞台作品の他には、現代美術家・金氏徹平とのプロジェクションマッピング作品「holes and buildings」、ツアーパフォーマンス『Kawalala-rhapsody』の監修など。
石川県西田幾多郎記念哲学館研究員。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、博士(教育学)。専門は西田哲学、教育人間学。著書に『「私と汝」の教育人間学―西田哲学への往還』(京都大学学術出版会)等。
金沢21世紀美術館 [公益財団法人金沢芸術創造財団]