期間:
2025年1月15日(水)
18:30〜20:00
2025年1月15日(水)
18:30〜20:00
金沢21世紀美術館 シアター21
無料
120名(事前予約制)
登壇:
山極 壽一(総合地球環境学研究所・所長)
長谷川 祐子(金沢21世紀美術館・館長)
司会:吉川成美
金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801
ゴリラは人間と同様、対面交渉をします。 見つめ合うことで伝わる何か。 いわゆる意味のある言葉によらなくとも、歌ったり踊ったりすることで互いのリズムを共有できる。 人間もゴリラも。
人新世といわれ、自然を大きく変えてしまった人間の「進化」に疑問をなげかける霊長類学者と、同じく疑問を投げかけている“アート”の専門家が対話します。
いま必要な「共感」とはなにか、について。
人類学、霊長類学者。総合地球環境研究所所長、理学博士。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士課程退学。鹿児島県屋久島で野生ニホンザル、アフリカ各地でゴリラの行動や生態をもとに初期人類の生活を復元し、人類に特有な社会特徴の由来を探っている。著書に『人生で大事なことはみんなゴリラから教わった』(家の光協会、2020年)、『共感革命―社交する人類の進化と未来』(河出新書、2023年)など。
キュレーター、美術評論家/ 総合地球環境学研究所客員教授/国際文化会館アートデザイン部門プログラムデイレクター/犬島「家プロジェクト」アーティスティック・ディレクター
京都大学法学部卒業。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。ブラジル、UAE、ロシア、トルコにおけるビエンナーレや、フランスで「ジャパノラマ:1970年以降の日本の現代アートの新しいヴィジョン」、「ジャポニスム 2018:深みへ―日本の美意識を求めて―」などの国際展を企画。2010年よりエコロジーとアートの関係を調査し、キュレーション実践に反映する。2024年「森の芸術祭 晴れの国・岡山」にてアートディレクターを務める。著書に、『キュレーション 知と感性を揺さぶる力』(集英社)、『ジャパノラマ―1970年以降の日本の現代アート』(水声社)『新しいエコロジーとアート 「まごつき期」としての人新世』(以文社)など。
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]、総合地球環境学研究所