期間:
募集期間:2024年9月26日(木)〜10月27日(日)
募集期間:2024年9月26日(木)〜10月27日(日)
金沢21世紀美術館
11/3(日) 市民美術の日 オープンまるびぃで公開
金沢21世紀美術館 広報課
TEL 076-220-2814
(火ー日、祝日10:00-18:00)
開館20周年を迎えるにあたり、みなさまから当館にまつわる20年間の思い出を募集しております。
お寄せ頂いた思い出は、当館特設サイトでご覧いただけるようにするとともに、11/3(日) の市民美術の日「オープンまるびぃ2024」でビックデータ化して発表する予定です。
投稿フォームより、必要事項をご記入の上、200字以内にてご応募ください。
具体的なエピソードを交えてご記入ください。
投稿フォーム
【例えばこんな思い出】
・一番印象に残っている来館した時の思い出 (一緒に来た人は誰で、どのようなことをしたのか、何を見たのか、どう思ったか)
・初めて当館に来館した時の印象や出来事
・特に印象的な展覧会や交流イベントの思い出
・当館での展覧会や交流イベントを経験したことによる、その後のキャリアや人生への影響
・当館が開館から 20 周年を迎えたことへの率直な印象
・当館のミュージアム・ショップで買ってもらったグッズの思い出
・ミュージアム・クルーズ、中学生まるびいアートスクールを巡る思い出
・ボランティア活動での思い出
・市民ギャラリーでの展示会の思い出
・ご自身の作品を市民ギャラリーで発表した時の思い出
・シアター21 で観たパフォーマンスやトークなどのイベントの思い出
・ご自身がシアター21 で披露された演奏やパフォーマンスの思い出
・アートライブラリーで過ごした思い出
・茶室でのひとときの思い出
・託児所やキッズスタジオを利用した際の思い出
・友の会イベントでの思い出
・そのほか、当館と関連した催しでの思い出
開館20周年おめでとうございます。
街がそのまま美術館に流れ込んでくるような美術館を作りたいと考えて設計しました。
竣工時にアーティストのサラ・チラチさんが、円形の美術館がまるでUFOのように宇宙から飛んできて金沢に舞い降りたという動画を作ってくれました。彼女はその動画で、新しい建築が街にやってきたことをお祝いしてくださったのですが、私たちは街につながる美術館と思っていたので「そうかぁ」と思い、そこからまた街との新しい関係を考え始めました。
サラ・チラチの作品
金沢21世紀美術館 開館20周年に寄せて
金沢21世紀美術館のシンボルマーク制作の検討が始まったのは、まだ敷地が更地だった開館の2年ほど前だったかと思います。そしていくつかの案を提案して、現在のマークに決まりました。このマークはすでに皆さんがご存知の通り、建築を真俯瞰から見たところです。建築設計事務所SANAAが制作した図面を見た時、そこにはすでにマークが潜んでいました。デザインの仕事を長くしていると、ヒントは“すでにある”ことが多くあります。新しいものをつくらなくても、よく見るとすでにある。これは新しいものをつくろうと思うと、絶対に見つからないものです。
私の作品『L'Origine du monde』が、金沢21世紀美術館に20年にわたって、展示されていることを光栄に思います。美術館がこの作品を高く評価してくれたことに感謝しています。 この素晴らしい21世紀の美術館の今後に期待しています。
I am honoured that my work L'Origine du monde has been installed at 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa for the last 20 years. The museum has given the work prominence, for this I am grateful. I have high hopes for the future of this wonderful museum of the 21st century.
市井の人びとがふつうに現代アートにふれ、楽しむようになる。
いつかここだけではなく日本各地で。。
長谷川祐子館長は強い志を持って、この美術館をスタートさせました。
今やそれは現実のものとなっています。誰もがアートに注ぐ熱い視線。
2004年開館前日の内覧会に偶然伺うことが出来たのは、私にとって日本の民度が大きく一歩前進する時を目撃したことになります。
アヴァンギャルドは必ず、確固たる伝統ある処に生まれ、常にそれを壊そうとするエネルギーです。
そしてもはや(金沢21世紀美術館)なしには、この美しい金沢の町を語ることは出来なくなりました。
この、井上道義が金沢のアンサンブルの監督を受けようと持った理由が3つあります。
①創立指揮者の岩城宏之さんが持った理想をさらに現実化できるのは俺しか居ない、と正直思ったこと。
勿論あの40人の編成での古典音楽や近、現代の素晴らしい作品を学生の頃から大編成の作品より愛していて
勉強を重ねていたから、自信もあったのです。宿舎から歩いて通える街のサイズにも。
②オーケストラの楽員さんへの給料が良く、国内からも外国からも良い人材が集まる現実的な素地があった事。
そのような考えを持つ知事などを選んだ県民のセンスに希望を持ったからだ。
(25年前のその頃からほとんど変化がなく、その特徴は失われつつあるのが残念だが…指揮者も含めて)
③しかし、何よりも21世紀美術館の様な子供にも老人にも楽しめる疲れない美術館、それも香林坊の素晴らしい立地に、
結果的にプリツカー賞を取ることになる建物を建て、市内県内の小学生をバスで連れ出したりするアイディアに満ちた館長や
それを支えた市長などのリーダーに強く魅了されたからだ。
というわけで・・・・お城の中にあった大学があまりに遠くに移動され、若者が町から消えたのは残念だし、駅前にどこの町にもあるようなホテルやショッピングセンターが出来てしまったのも残念だが、全国の多くの街でシャッターが閉まって場末感が生み出された「商店街」の廃れる時代、金沢の片町は今も熊本や博多に並ぶナイトライフがあると思います。そう!夜でも通り抜けられる21世紀美術館!!良いなあ。
城跡の整備には目を見張るものがあり、広い古い県庁跡は広々と味わいがあり広場の少ない日本で平和を感じることが出来る空間だ。
駅前で超便利で音響も第一級でありながら、通り抜けや練習見学が美術館のように考えられないで建設されたから仕方なくもあるが、全国から人が集まる場所とは認められない県立音楽堂、入り口や外壁を21世紀美術館の哲学で改築してはどうかと20年前から思っていた。
プールの代わり外周に新幹線駅から鰤やイルカが回遊するのが見えるガラスの大壁で囲むとか。 いっそ舞台装置のようでも良い。
震災後は能登から出張朝市などを企画して盛り上げているようだが、瞬間だけで終わらず、音楽堂が真に人々が集う広場になってほしい。
脱線したが、何しろ中学校だった敷地が化けた21美は僕にとっては沢山の小さなコンサートと世界中の美術作品を結ぶ夢の世界だったな。
新幹線が出来てからは混みすぎるけれどね。ふふふ。
金沢21世紀美術館は街の誇りであり、今ではフランスでも、いや世界中で「カナザワ」の認知度は美術館の名前と共に高まるばかり。
もはや日本のシンボルのひとつと言えるでしょう。
たった20年で、これだけのコンテンポラリー文化の花が開くとは!
これからがますます楽しみです。おめでとうございます!
開館20周年、おめでとうございます。
時間が出来たら真っ先に向かうタレルの部屋。四角に切り取られた天井から見える自然の空の移り変わりを見ながら、ゆっくり過ごすのがとても好きです。初めて行った時、学生たちが自由に写生している姿を見て、私が10代の時にこんな空間があったらアートがもっと身近に感じられて、感性が磨かれただろうなぁと羨ましく思いました。
私にとって故郷に帰るたびに通いたくなる大切な場所です。
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]