期間:
2024年10月12日(土)
14:00〜15:30(開場13:30)
2024年10月12日(土)
14:00〜15:30(開場13:30)
金沢21世紀美術館 シアター21
無料 ※Peatixよりお申し込みください
定員に達したため、申込受付は終了いたしました。
100名
金沢21世紀美術館 学芸課
Tel 076-220-2801
気鋭の人類学者であり社会科学者としても知られるティム・インゴルドは、線という概念について興味深い視点を持っています。彼の著作のひとつ「Lines」によれば、線は世界にあらかじめ存在する実体ではなく、むしろプロセスであり活動そのものであるとの考えを示しています。線がどのように世界という織物の中に織り込まれ、物、人、アイデアをつないでいるかについて、インゴルド氏自身が研究の一端を語ります。
全席自由 / 日英同時通訳付
1948年英国バーグジャー州レディング生まれ。アバディーン大学社会人類学名誉教授。ラップランドのサーミ人とフィンランド人を対象にフィールドワークを行い、北半球の環境、技術、社会組織、人間社会における動物、人間の生態学と進化論について執筆。近年では、環境認識と熟練した実践について研究しています。インゴルドの現在の関心は、人類学、考古学、芸術、建築の接点に向けられています。英国アカデミーおよびエディンバラ王立協会フェロー。2022年には人類学への貢献により大英帝国勲章を授与されました。
金沢21世紀美術館 [公益財団法人金沢芸術創造財団]