第10回 金沢コミュニティシネマ上映会 映画の極意vol.5
<鈴木則文/エンタテインメントの極意>
●日程:7月15日(土)・16日(日)・17日(月・祝)
●会場:金沢21世紀美術館B1F シアター21
●ゲスト: 鈴木則文監督、柳下毅一郎氏
(やむをえず、ゲストが変更になることもありますのでご了承ください)
エンタテイメントの極意 イントロダクション
 
鈴木則文 鈴木則文(すずきのりぶみ)監督
● 1933年、静岡県に生まれる。54年に東映京都撮影所に助監督として入社する。
● 様々な監督の下につくが、なかでも加藤泰監督に大きな影響を受ける。65年、藤田まこと主演『大阪ど根性物語・どえらい奴』で監督デビューを果たす。68年から藤純子主演『緋牡丹博徒』シリーズの脚本を担当し、“緋牡丹のお竜”という日本初の女やくざのキャラクターを生み出し、第2作『緋牡丹博徒 一宿一飯』では監督を担当する。69年から菅原文太主演『関東テキヤ一家』シリーズを監督し、71年ごろからは『温泉スッポン芸者』などの東映ポルノ路線の作品を監督する。『女番長ブルース』シリーズ、『女番長』シリーズ、『恐怖女子高校』シリーズなどスケ番物を多数監督する。一連のこの路線では74年の多岐川裕美主演『聖獣学園』が傑作として名高く、ヨーロッパやアメリカなど海外ではカルトとなっている。
● 75年からの『トラック野郎』シリーズは全10作品が製作された大ヒットシリーズ。作品としても、このシリーズはこれまでのあらゆる鈴木作品の要素、すなわち娯楽映画の要素がふんだんに盛り込まれた日本映画の傑作シリーズといえる。
● 81年からは真田広之主演『忍者武芸帖 百地三太夫』、『伊賀のカバ丸』などアクション・コメディ、84年の『パンツの穴』はティーン向けお色気コメディの傑作。87年、安部譲二原作の『塀の中のプレイボール』を映画化、89年の筒井康隆原作『文学賞殺人事件・大いなる助走』は数ある筒井原作映画の中でも一番の出来といわれている。「一部で無思想無節操の職人監督の典型との評があるが、それが何よりの褒め言葉」とはご本人の弁
柳下毅一郎 柳下毅一郎(やなしたきいちろう)
● 1963年大阪生まれ。東京大学工学部卒。特殊翻訳家・殺人研究家・映画評論家
● 著書に『世界殺人鬼百選』、『殺人マニア宣言』、『愛は死より冷たい』、『シー・ユー・ネクスト・サタデイ』『興行師たちの映画史』。映画評論家町山智浩との共著に『ファビュラス・バーカ・ボーイズの映画欠席裁判』、『〜2』がある。
● 翻訳書は、W・バロウズの『おかま』、『ソフトマシーン』、J・G・バラード『クラッシュ』、キャサリン・ダン『異形の愛』、J・ウォーターズ『悪趣味映画作法』、P・ゴーレイヴィッチ『ジェノサイドの丘』、サイモン・クーパー『アヤックスの戦争』、ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』など多数。
 
■入場券
作品鑑賞券(トーク券つき鑑賞券は、枚数限定販売になります)
前売・当日券
1回鑑賞券
1000円
トーク券つき1回鑑賞券
1500円
前売券のみ
3回鑑賞券
2500円
トーク券つき3回鑑賞券
3000円
※トークショウは1回につき、トーク券が1枚必要になります。
※トークショウ当日10時より、その日のトークショウの整理券を配付します。
※トークショウと鑑賞券は別々にお使いになれます。
■前売りチケットの取扱い
金沢21世紀美術館ミュージアムショップ、
シネモンド窓口
■主催
金沢21世紀美術館([財]金沢芸術創造財団)、 金沢コミュニティシネマ推進委員会
■お問い合わせ
金沢コミュニティシネマ推進委員会
TEL&FAX : 076-262-1922
E-mail : mail@kanazawa-comcine.com
URL : http://www.kanazawa-comcine.com
金沢コミュニティシネマ推進委員会特設サイト
http://www.kanazawa-comcine.com/suzuki/index.htm
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 Theater21 : 21st Century Museum Of Comtemporary Art, Kanazawa