映画 / 映像

まるびぃ シネマ・パラダイス! vol.5

成瀬巳喜男 特集 〜日常はあなたを離さない〜

2018年12月8日(土)、9日(日)

女性映画の名手として評価の高い成瀬巳喜男監督の戦後代表作「めし」から遺作「乱れ雲」など、計4作品をフィルム上映いたします。今回上映する作品はそれぞれ、俳優たちの繊細な演技で「日常」を描き出しています。悲しいことも嬉しいことも全てを包み込んで離さない。時代を超えて、成瀬監督の視線が私達に「日常」とは何かを問いかけます。

イラスト:吉川永祐(金沢美術工芸大学)

トーク

フランソワーズ・モレシャンの おしゃれ講座〜時代を読む vol.28

フォーブール=サントノレ通り24番地…エルメス

2018年12月1日(土)

金沢21世美術館アドバイザーである、フランソワーズ・モレシャンさんによるトークショーです。アートやファッション、現代社会について、モレシャン流の鋭い視点で時代を切り取り、エスプリの効いたトークを繰り広げます。

パフォーミングアーツ

&21

バストリオ+松本一哉 『黒と白と幽霊たち』金沢公演

2018年11月10日(土)、11日(日)

バストリオのパフォーマンスと松本一哉の生演奏による本作は、全国8都市で上演。時代も土地も異なる生と死を巡る物語の断片をブリコラージュの手法で紡ぐ舞台作品です。

イベント

市民美術の日

オープンまるびぃ 2018

2018年10月20日(土)

金沢21世紀美術館では「市民美術の日」に「オープンまるびぃ2018」を開催します。この日は金沢市民の方が金沢21世紀美術館が主催する展覧会を無料でご観覧いただけます。今年のテーマは「Joyʼ n!」。楽しさを表す Joy と、つながる、参加するといった意味を持つ joinをかけた造語です。地域の方々が企画する「Joy’nプログラム」や美術館スタッフによるプログラムなど、美術館ですごす時間を通して美術や文化に親しめる1日です。

パフォーマンス

映画の極意 vol.19

東アジア現代映画ことはじめ:食と映画と現代アート

2018年10月6日(土) - 2018年10月8日(月)

今回は、「東アジア現代映画ことはじめ:食と映画と現代アート」と題して、日本、中国、韓国、香港、台湾に関連する映画・映像を3日間かけて特集します。1日目は食をテーマに、日中韓の映画をセレクト。家族、仕事、恋愛など様々な人間模様が現れる「食べるシーン」を通して各国の共通項や違いが見えてくるはずです。上映に合わせて各国の料理を実際に味わう企画も準備中です。2日目は、商業ベースの映画作りから一線を画した作品を多く生み出し、現代映画史に大きな足跡をのこした映画運動「台湾ニューネマ」と「香港ニューウェーブ」の代表作をご紹介します。巨匠エドワード・ヤンの傑作「牯嶺街少年殺人事件」(1991)や、「香港ニューウェーブ」の旗手として国際的な評価を得たウォン・カーウァイの「恋する惑星」(1995)など実際の社会問題や独特の美意識に裏付けられた世界に魅せられることになるでしょう。
3日目は、映画とは違った現代アートの映像表現を特集。ヴェネツィア・ビエンナーレ2015韓国館代表のムン&チョン、現代中国の若者の文化をユーモラスに切り取りニューヨーク近代美術館やグッゲンハイム美術館に作品が所蔵されるツォオ・フェイなど各国を代表するアーティストたちの映画館ではみられない貴重な映像作品を一挙上映。そこに内包された各国の歴史と現代性から、国を超えた普遍的なものとはなにかを探ります。
金沢でさまざまなアジアの文化プログラムで盛り上がるこの秋に、近いけど意外と知らないそれぞれの国の食や恋愛や政治、文化について映画や映像を通してじっくり味わってみませんか?

トーク

自治区10

広場と対話のレッスン エネルギーと文化から持続可能な地域社会を考える一日

2018年9月29日(土)

2020年の東京オリンピック以後、本格的に人口減少へと向かう日本社会の持続可能なかたちとは何なのか。
劇作家・演出家の平田オリザと国際エネルギー研究所(ISEP)所長の飯田哲也。文化とエネルギーという異なる分野の専門家が対話し、地方の自立と持続可能な地域社会の豊かさについて語ります。また、デンマーク・サムソ島で自然エネルギー100%自給を達成した中心人物、ソーレン・ハーマンセンと石川県で再生可能エネルギーに取り組む永原伸一郎もディスカッションに参加します。
併せて、持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにした書とアートのワークショップでは、アーティストと市民との少人数での対話を試みます。
未来の地域社会を考える一日にぜひご参加ください。

左:©T.Aoki

トーク

「自治区2018」 金石・大野レジデンスプログラム

思い出のカタチ、シルエットを染める

2018年9月22日(土)

身近にある品々を持ち寄って、そのカタチを布に染めてみませんか。大切なひとから受け継いだアクセサリーや腕時計、なぜか手放さずにもっている人形、初めてつけた香水の瓶、ずっと使いつづけている裁縫道具、旅行先で手に入れたおみやげなど…みなさんそれぞれの思い出の品を長い布の上にならべ、そのシルエットを日光写真のように布に転写して染めます。そしてその布を切り分けて「あづま袋」をつくります。みなさんの記憶をシェアする袋をつくりながら、ゆったりと過ごしましょう。

映画 / 映像

金沢コミュニティシネマ/シネモンド企画

こども映画教室 2018年度〈初等クラス〉

2018年8月26日(日)

映画の始まりを体験したら、映画づくりのはじめの一歩へ!今年も夏休みにおこなわれる〈初等クラス〉では「映画のはじまり」や「スクリーンで映画を観るたのしさ」を体験します。映画が動いて見えるしくみを工作で体験したり、世界で一番最初の映画はどうやってできていたのか昔の人の気持ちになって観てみましょう。 「 映画のはじまり」を体験したら、「映画づくりのはじめの一歩」にチャレンジ!
とっておきの時間を切りとって, とっても短い映画を作ります。
最後にはみんなが撮影した映画をスクリーンに上映して鑑賞します。
夏休み、映画がもっと楽しくなるワークショップです。

パフォーマンス

アクラム・カーン カンパニー『Chotto Desh / チョット・デッシュ』

2018年8月17日(金)、18日(土)

子どもから大人まで楽しめるダンス作品!バングラデシュとイギリスの二つの文化を背景に持つ少年が、ダンサ ーになることを夢見て旅をする物語。Chotto Deshはベンガル語で「小さな祖国」を意味します。音楽、 照明、アニメーションが融け合い幻想的な世界を描き出す、子どもから大人まで楽しめるダンス作品です 。

Photo: Richard Haughton

パフォーマンス

伊藤郁女 『Je danse parce que je me méfie des mots / 私は言葉を信じないので踊る』

2018年8月4日(土)、5日(日)

フィリップ・ドゥクフレをはじめ、アンジュラン・プレルジョカージュ、ジェイムズ・ティエレ、シディ・ラルビ・シェルカウイ、アラン・プラテル等、世界の名だたる振付家たちにその才能を認められ、ヨーロッパのダンスシーンのなかで意欲的な活動を展開するダンサー・振付家 伊藤郁女。本作は、これまで40都市以上で上演された、娘である伊藤郁女が彫刻家の父親とのユニークな関係を綴った話題作。言葉を信じないと言う父娘が、舞台上のダンスと言葉の交差点で再び出会い、生真面目かつユーモラスに家族の肖像を描く。

Photo: Gregory Batardon

映画 / 映像

&21

iaku 『人の気も知らないで』

2018年7月28日(土)、29日(日)

春の日曜日の午後。桜は散った。彼女たちは交通事故で入院中の同僚のお見舞い帰りにカフェでお茶をしている。今日は寿退社する別の同僚の結婚式の余興の打ち合わせをしなければいけないのだけど気分じゃない。入院中の彼女の治療痕があまりにもショッキングだったから。「目に見える身体の一部欠損」を負った彼女をどのようにサポートしていくか。それぞれの事情や思いに“繋がれた”ところから激しい議論が交わされる…。
様々なところで様々な団体に戯曲をつかってもらい、全部あわせたら100ステージ近く上演されているiakuの代表作のひとつ。その観察眼、描写力で「婦人科劇作家」の異名をとった。
第1回せんだい短編戯曲賞受賞作。

パフォーマンス

&21

LIRY Project 01 in KANAZAWA 4 x Personne

2018年7月20日(金) - 2018年7月21日(土)

国内外のアーティスト達によって個々の創作コンセプトを共有し、様々な視点から解釈する事でコンセプトの可能性を広げるクリエイティブで実験的な場として作られたプロジェクト。この活動は、公演・展示・講義・ディスカッション・ワークショップなど多岐に渡ることで、特定の様式に縛られない横断的な表現を可能としている。第一回となる今回は、石川県に縁のあるアーティスト5名によるパフォーマンス、展示、ワークショップ、レクチャーを開催する。

映画 / 映像

&21

カナザワ映画祭2018 「期待の新人監督」

2018年7月14日(土) - 2018年7月16日(月)

自主映画コンペティション。これまでに内藤瑛亮(『ミスミソウ』)、二宮健(『リミット・オブ・スリーピング ビューティ』)、小林勇貴(『全員死刑』)などの新人監督を発掘してきました。

ミュージック

music@rt Season 12 オーケストラ・アンサンブル金沢 設立30周年記念

時・空間

2018年6月17日(日)

アートと音楽の新しい出逢いを演出し、気軽に楽しんでいただく『music@rt』。オーケストラ・アンサンブル金沢メンバーによる弦楽四重奏と世界的に活躍するダンサー/振付家の小㞍健太がバッハから一柳慧まで、300年を一気に駆け抜けます。21世紀に立ち現れた建築空間で演奏とダンスによる時の連なりを感じていただけることでしょう。

トーク

フランソワーズ・モレシャンの おしゃれ講座〜時代を読む vol.27

サンローランとパリ左岸物語 part 2 夢とアクセサリー

2018年5月27日(日)

アートやファッション、そして現代社会についてモレシャン流の鋭い視点で時代を切り取るトークシリーズ。前回に引き続き、イヴ・サンローランの物語です。今回のテーマは”夢とアクセサリー”。自身が生まれた北アフリカの装飾文化を、サンローランがフランスのエレガントなスーツにどのように取り入れたのか。異国の文化に夢をはせる楽しいお話をお届けします。

イベント

ARTS PLANET 2018 〜こども∞ディスカバリー!

2018年5月3日(木) - 2018年5月5日(土)

美術館全体を、楽しいアートの惑星「ARTS PLANET」に見立て、こどもが主役になれるイベントやワークショップが盛りだくさんのファミリーイベント。今年のテーマは「こども∞ディスカバリー!」。からだもこころもひらいて、無限の可能性を発見しよう!

交流イベント

近藤良平とハンドルズによるダンス公演

「初めての そんなふうな 気がしない」

2018年3月11日(日)

近藤良平と埼玉県内の障がいのある方が2009年よりスタートさせたダンスカンパニー「ハンドルズ」。公演を重ねる毎にファンを増殖し、このたび初めての遠征公演で金沢にやってくる!

「どうするの あしたのよていが きになるの」
(H29.10.21 公演)@埼玉県

トーク

フランソワーズ・モレシャンのおしゃれ講座 〜時代を読む vol.26

サンローランとパリ左岸物語

2018年2月24日(土)

アートやファッション、そして現代社会についてモレシャン流の鋭い視点で時代を切り取るトークシリーズ。今回は、昨年パリとモロッコのマラケシュにミュージアムがオープンし話題を集めたイヴ・サンローランの物語です。この天才をめぐるさまざまな疑問を、同時代を生きたモレシャンさんならではの視点でひも解いていきます。ご期待下さい。

トーク

自治区 09

2017年国際展報告&検証会 国内編2

2018年2月24日(土)

隔年開催の「ビエンナーレ」、3年に一度の「トリエンナーレ」などの国際展や芸術祭は、21世紀に入る頃からその数も増え、美術館やギャラリー、非営利団体などと並んで、現代美術の重要な場となっています。2017年は、10年に1回のミュンスター彫刻プロジェクト、5年に1回のドクメンタが重なり、国内でも新しい国際展がいくつも始まるなど、国内外で多くの国際展が開催された年でした。昨年各地で開催された国際展を金沢21世紀美術館のキュレーターが分担して調査した結果を、写真を上映しながら報告します。さらに、同じ国際展を見た他のキュレーターのコメントや、会場からの質疑応答を交えたオープン・ディスカッションの形式で各国際展を検証します。都市型と地域型、歴史のある国際展と新しい国際展など、様々な国際展を比較しながら、観光や地域振興との結びつき、乱立とも言える数の増加といった可能性と問題点を分析し、今後の国際展と美術について考えます。

リボーンアート・フェスティバル2017(宮城県石巻市)
における牡鹿半島の展示風景
名和晃平《White Deer(Oshika)》

トーク

自治区 09

2017年国際展報告&検証会 国内編1

2018年2月17日(土)

隔年開催の「ビエンナーレ」、3年に一度の「トリエンナーレ」などの国際展や芸術祭は、21世紀に入る頃からその数も増え、美術館やギャラリー、非営利団体などと並んで、現代美術の重要な場となっています。2017年は、10年に1回のミュンスター彫刻プロジェクト、5年に1回のドクメンタが重なり、国内でも新しい国際展がいくつも始まるなど、国内外で多くの国際展が開催された年でした。昨年各地で開催された国際展を金沢21世紀美術館のキュレーターが分担して調査した結果を、写真を上映しながら報告します。さらに、同じ国際展を見た他のキュレーターのコメントや、会場からの質疑応答を交えたオープン・ディスカッションの形式で各国際展を検証します。都市型と地域型、歴史のある国際展と新しい国際展など、様々な国際展を比較しながら、観光や地域振興との結びつき、乱立とも言える数の増加といった可能性と問題点を分析し、今後の国際展と美術について考えます。

北アルプス国際芸術祭(長野県大町市)における大町名店街の展示風景
道路:浅井裕介《全ては美しく繋がり還る》
右手前:ジミー・リャオ《私は大町で一冊の本に出逢った》

トーク

自治区 09

2017年国際展報告&検証会 海外編

2018年2月10日(土)

隔年開催の「ビエンナーレ」、3年に一度の「トリエンナーレ」などの国際展や芸術祭は、21世紀に入る頃からその数も増え、美術館やギャラリー、非営利団体などと並んで、現代美術の重要な場となっています。2017年は、10年に1回のミュンスター彫刻プロジェクト、5年に1回のドクメンタが重なり、国内でも新しい国際展がいくつも始まるなど、国内外で多くの国際展が開催された年でした。昨年各地で開催された国際展を金沢21世紀美術館のキュレーターが分担して調査した結果を、写真を上映しながら報告します。さらに、同じ国際展を見た他のキュレーターのコメントや、会場からの質疑応答を交えたオープン・ディスカッションの形式で各国際展を検証します。都市型と地域型、歴史のある国際展と新しい国際展など、様々な国際展を比較しながら、観光や地域振興との結びつき、乱立とも言える数の増加といった可能性と問題点を分析し、今後の国際展と美術について考えます。

ドクメンタ14(カッセル)、マルタ・ミヌヒン作品《本のパルテノン神殿》

トーク

自治区 08

ワークショップ「日本語の心」

2018年2月4日(日)

そのTwitterの一言は、ほんとうに伝わっているのか?今年、岩波書店が国語辞典「広辞苑」に「ちゃらい」や「無茶振り」といった言葉を追加して、10年ぶりに改訂新版を発行しました。もちろん言葉は時代と共にありますが、共通に理解しているだろうという意味を付与したつもりでも、相手に伝わらなければ用が足りません。しかも、言葉にまとわりつく幻想の力はますます優性になり、まことに言葉の意味が伝わっているのかどうか、どうにも怪しくなってきているのではないでしょうか。そこで今回は自治区04でもお迎えした岡田利規さんと、日本語とその使い方をじっくりと考えるワークショップを開催します。参加者は岡田さんと、まず「言葉通りに捉えただけでは通じない、でも今日の文脈で含意を汲み取ることができる日本語」について考えます。こうした「言葉が真に受けられること」ができていない今日の日本語の抱える事情を「日本語の心」とし、演劇・朗読のワークショップを通じて、その「日本語の心」についてじっくり考え、想像します。「当然使えている」という思い込みを捨て、日本語との距離を改めてはかるよい機会になるのではないでしょうか。

©Kikuko Usuyama

トーク

自治区07

ホンマタカシ:ニュードキュメンタリー映画

2018年1月27日(土)

写真を表現の主なフィールドとするホンマタカシは、当館でも個展「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」を開催し、多くの人を魅了しました。一方で2002年より映像作品の制作も手がけており、近年には「After 10 Years」など長編映画を制作しています。今回の〈自治区07〉は、写真を媒介としながら映画や音楽など、さまざまな領域に越境し続けるホンマタカシの核心を、「エゾシカ」にフォーカスしながら映画『最初にカケスがやってくる』の上映とライブ、そして実食会と組み合わせて炙り出そうとするものです。

『First, jay comes./最初にカケスがやってくる』(2016年/日本/225分/カラー/16:9/日英字幕)