「コレクション展2 歴史、再生、そして未来」とともに

絵本を読もう

2016年3月19日(土)

絵本の読み聞かせのあと、キュレーターと一緒に作品を見に行きましょう。

『もとにもどす』(「こどものとも年少版」1997年11月号)
かみやしん 作 泉水寛人 撮影
福音館書店(現在品切れ)

読み手:大西洋子(ライブラリアン)
作品案内:野中祐美子(展覧会担当キュレーター)

生誕百年記念 井上有一

今福龍太 レクチャー 「〈筆〉と〈踏み手〉─井上有一と宮沢賢治」

2016年3月13日(日)

井上有一の書は、記号と化してしまった文字(=ふみ)への不断の反逆です。言語が抽象的な記号体系に回収される以前の、古い身体的な「模倣」と「交感」をめぐる豊かな対話が、井上有一と宮沢賢治のあいだで交わされていたのです。「言語」と「身体記憶」の境界上に立ち上がる井上有一芸術の美について語ります。

講師:今福龍太(文化人類学者・批評家。東京外国語大学教授)

キッズスタジオ・プログラム

ハンズオン・まるびぃ!プレイルーム

2016年3月(毎週土日祝)

3月の「ハンズオン・まるびぃ」はプレイルーム。子どもも大人もいっしょに楽しめるスペースです。いろいろな造形遊びで、工夫と発見を楽しもう!(内容は日によって変わります)

★遊びの素材募集中
ご不用の包装紙、紙袋、和紙など工作の素材をキッズスタジオで集めています。包装紙、紙袋、紙の梱包材(詰め物や卵パック等)、ほか変わった紙製品などボタン、ビンのふた、ビーズ、ほか家の中で集まったキッチンや文具の小物など
※汚れていないものでお願いします。

粟津潔、マクリヒロゲル 2 グラフィックからヴィジュアルへ 粟津潔の視覚伝達論

原広司講演会「 粟津潔と日本の伝統 」

2016年3月5日(土)

本展は、日本宣伝美術協会(日宣美)賞を受賞した1955年から1960年代の粟津潔のグラフィック及び活動を紹介しています。1960年代は、60年世界デザイン会議の日本開催及びメタボリズム・グループの結成に始まり、64年東京オリンピック、70年大阪万国博覧会への準備、65年ペルソナ展、70年日宣美解散など、粟津を含むデザイン界において劇的な発展と変化の時代でした。
建築家として現在第一線で活躍する原広司は、66年「空間から環境へ」展に参加、66から70年まで発行された季刊誌『デザイン批評』の責任編集、68年草月アートセンターでのシンポジウム/イヴェント「なにかいってくれ、いまさがす」への参加など、粟津が主導した活動に携わってきました。原氏による粟津邸(72年完成)は反射性住居(リフレクション・ハウス)の形式の始まりでもあります。本講演会では、1960年代の社会動向、粟津潔等当時のクリエーターの創造活動を、原氏自身の活動交えて講演いただきます。

講演者:原広司(建築家 / 東京大学名誉教授)
モデレーター:林道郎(美術史家 / 美術批評家 / 上智大学国際教養学部教授)

アペルト03 坂野充学 可視化する呼吸

鶴来現代美術祭アーカイブ展

2016年1月26日(火) - 2016年5月8日(日)

「鶴来現代美術祭」は、1991年より1999年まで鶴来を舞台に7回にわたって開催された。特に1995年までは、金沢市の姉妹都市であるゲント市の現代美術館の館長であり、1992年のドクメンタのコミッショナーもつとめたヤン・フートが企画に関わった。それにより、国際的なアーティストが鶴来に滞在し、鉄加工業など地元の職人の協力を得て制作を行うことが実現した。
鶴来現代美術祭は、近年各地で盛んに開催されている地域の芸術祭の先駆的な事例である。開催事務局を地元の商工会青年部が担い、制作にも協力したことも特徴で、それが可能となった背景には、「造りもの」で有名な地域の祭り「ほうらい祭り」での恊働作業が伝統的に続いてきたことがある。
本アーカイブ展では、鶴来商工会に残る紙資料や記録写真・映像の展示を中心に、新たに関係者へのインタビューを行い、その記録映像を公開する。鶴来現代美術祭に関する資料の散逸を防ぐこと、そして、そこで起きたことを知ることを通じて地域と芸術の関わり方について考察することが本展の目的である。また、坂野充学は鶴来の出身で中学生のときに鶴来現代美術祭を体験したことで作家を志した。本展は坂野の作品の背景を理解する助けともなるだろう。