西京人—西京は西京ではない、ゆえに西京は西京である。

2016年4月29日(金) - 2016年8月28日(日)

2007年に小沢剛(1965年生まれ、埼玉県在住)、チェン・シャオション(1962年生まれ、北京在住)、ギムホンソック(1964年生まれ、ソウル在住)の3人のアーティストが、西京から来た人を意味する「西京人」という名でコラボレーションチームを結成。北京でも東京でもソウルでもないアジアのどこかの国、「芸術を愛する人々が住む国」について物語るというプロジェクトをスタートさせました。西京は、現実からかけ離れた創造上の出来事というだけでなく、我々が生きる現代という時代を照射した語として読むことが出来ます。今回はこれまでの作品の中から、《第3章:ようこそ西京に—西京オリンピック / 西京冬季オリンピック》 《第4章:アイラブ西京—西京国大統領の日常》 《第4 章:アイラブ西京—西京国の学校》と、最新作となる《第5章:西京は西京ではない》などを発表します。また、同世代で同時代を生きる3人が、独立したひとりのアーティストとして発表してきた近作の中から、歴史への対峙や哲学的考察を含むインスタレーション、映像、絵画、パフォーマンスなどの作品も紹介します。

SUPERFLEX One Year Project ― THE LIQUID STATE / 液相

2016年4月29日(金) - 2016年11月27日(日)

SUPERFLEXは、コペンハーゲン(デンマーク)を拠点に活動するヤコブ・フィンガー、ラスムス・ニールセン、ビョルンスティエルネ・クリスチャンセンの3人によるアーティスト・ユニットです。現代社会における既存の制度や枠組みに言及しつつ、コミュニティに対して働きかけ、新しい公共空間の創出を提案しています。
今回は、金沢21世紀美術館の建物を微生物を培養する「シャーレ」に見立て、コミュニティとの関係を「培養」「発酵」「醸成」の3つのキーワードで読み解く、約1年間にわたるプロジェクトに取り組みます。

コレクション展1

Nous ぬう

2016年5月21日(土) - 2016年9月25日(日)

「Nous」とはフランス語で「わたしたち」を意味する言葉です。「わたしたち」は女性たちであり、また男性たちでもあります。ものを作り出すこと、思いを形にすることに女性と男性の区別はありません。ただ、その手法としての「手芸」を取り上げてみれば、この言葉はおもに女性の創作活動として認知されてきたという歴史があり、暮らしのなかで何かを表現したいと感じた女性たちの多くは、絵筆よりも身近にある、針と糸を思わず手にしてきました。
ひたすらに針をすすめる時間の恍惚感、家族のために縫うことの幸福感と疎外感、自分のために縫うかけがえのない時間、縫うことには多くの思いが込められています。また、縫うことによって生まれる衣服は、着る人そのものを伝えるものでもあります。日常の延長で生み出される作品に、名付けようのない些末で複雑な感情が表現されています。鑑賞者である「わたしたち」のこれまで意識しなかった感情も、これらの作品を通すことによって浮かび上がってくるのではないでしょうか。5名のコレクション作家と、4名のゲスト作家をあわせ、9名の女性作家の作品を展示し、手芸とアート、そしてジェンダーについて考えていきます。

no new folk studio「Orphe」

2016年5月21日(土) - 2016年9月25日(日)

 履き手が動くと楽器のように音を奏で、さまざまな光と色を放つ新感覚シューズOrphe(オルフェ)。ユーザーの動きに反応して奏でられる音と光の軌跡は、身体の動作によって生み出されます。no new folk studioは菊川裕也が2014年に立ち上げたスタートアップ事業です。音楽を生業にしたいと楽器を作りはじめ、音楽系ハッカソンで靴の形をした楽器Orpheのプロトタイプを開発しました。その後もエンジニアやデザイナーらとの恊働によりその精度を高め、いよいよ本格的な販売が始まります。靴や楽器といった固有の何かではなく、あらゆる境界やジャンルを乗り越えるOrpheは、ユーザーの使い方次第で無限の可能性を秘めています。
 本展では、Orpheを履いたダンサーが真夜中の美術館を縦横無尽に駆け巡る映像作品《Motion-Score》をご紹介します。ダンサーの動き(Motion)が音と光に変換され奏でられることから、動きがまるで楽譜(Score)のようです。3面スクリーンでは3つのテーマに基づき映像が展開されます。美術館内を自由に歩き廻る「回遊」、Orpheをまるで楽器のように操る「協奏」、そしてOrpheの音と光が建物と呼応し合う「反響」。次世代クリエイター集団が作り出す音楽インターフェースOrpheをご堪能ください。

アペルト04

Nerhol Promenade / プロムナード

2016年5月21日(土) - 2016年8月28日(日)

紙、印刷物の彫刻作品に取り組んできた彫刻家 飯田竜太、グラフィックデザイナーとして平面/視覚情報と向き合ってきた田中義久、その二人の邂逅から生まれたアーティスト・デュオがNerholです。物質とイメージといった別の角度から、互いに「紙」という日々大量に消費される流通物と向き合ってきた二人の協業は、大量の像を刻んだ紙の彫刻作品を生み出し、独特の立体感を持つヴィヴィッドな姿とともに見るものに鮮烈な印象を与えてきました。
Nerholは本展覧会にて、街路樹を少しずつ輪切りにししながら撮影された一枚一枚の写真を、大きく引き伸ばして束にし、刻み込んで制作された新シリーズ「multiple – roadside tree」や鏡面紙を用いた新作を発表します。美術館全体を遊歩の場としてとらえ「プロムナード」と名付けられた本展では、見る角度や距離によって多様な表情を見せる新作を通して、回遊することから現れてくる作品との関係について問いかけていきます。

山峰潤也(金沢21世紀美術館 アシスタント・キュレーター)

《multiple – roadside tree no. 03》 2016
Courtesy of Yutaka Kikutake Gallery

コレクション展2

リフレクティング・アレゴリー

2016年9月10日(土) - 2016年11月27日(日)

写し取られた現実は、物語となって映し出される―写真やビデオなどを用いた表現は、私たちにとって見慣れたこの世界を写しています。しかし、作家の手を経て現実に再び現れる時、全く異なる存在へと変貌します。コレクション展2では、「リフレクティング・アレゴリー」というテーマのもと、作家によって現実から解き放たれ、新たな物語を身にまとった映像世界をご紹介します。
また同じコレクション展2のなかで、「リフレクティング・アレゴリー」と同時に「粟津潔、マクリヒロゲル3:粟津潔と建築」も開催します。「粟津潔、マクリヒロゲル」は2014年より毎年開催している小特集展示です。2006年から2007年度に粟津デザイン室から受贈した約4000件の作品・資料の継続的な調査から、多角的な切り口で粟津潔の世界を紹介しています。今年度は建築をテーマに約50点をご紹介します。

ローズマリー・ラング《フライト・リサーチ #9》1999 ©Rosemary LAING

アペルト05

樫木知子 ~Daydream~

2016年9月17日(土) - 2017年1月9日(月)

京都をおもな活動の舞台とする画家、樫木知子(1982年、京都生まれ)。彼女が繊細かつ流麗な描線と透明感のある穏やかな色彩によって紡ぎだす、白昼夢のような幻想的な世界をご紹介します。

《うでピアノ》2015(部分)

EVENTイベント

アーティスト・イン・レジデンス

AIR21:カナザワ・フリンジ 2016

2016年6月11日(土) - 2016年9月11日(日)

金沢21世紀美術館を飛び出し、アートな視点で金沢の課題、人、場所に取り組むアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)プログラムです。2015年に「Museum x KNZ Fringe〜街と、人と、出会う」として実施し、2016年に「AIR21:カナザワ・フリンジ」と改名。本年は6月から9月にかけて、5人のディレクターが国内外より招聘するアーティストやクリエイターとともに7つのリサーチプロジェクトを実施します。そこで得られた収穫をもとに、2017年に新作の滞在制作を実施するプログラムへと繋げていきます。

チケット販売中

パフォーマンス

金沢21世紀美術館友の会 Special Event

カンパニー・デラシネラ「ロミオとジュリエット」

2016年8月6日(土) - 2016年8月7日(日)

イタリアを舞台にしたシェイクスピア悲劇「ロミオとジュリエット」。争いを続ける二つの名家、モンタギュー家とキャピュレット家。それぞれの一人息子と一人娘であるロミオとジュリエットは、出会って一目で恋に落ちてしまった。しかし、二人を巡って様々な事件や行き違いが起こり、やがて二人は大きな決断をする。
プロダクトデザイナーの石黒猛が本作のために製作した不可思議な道具と、デラシネラのパフォーマーの豊かな身体が非日常の世界を作り出す。舞台と客席の見えない境界線を取り払ったスタイルで、観客はいつの間にか物語に参加することになるでしょう。その場に居合わせた人たちだけが体験する特別な時間です。

イラスト:チャーハン・ラモーン

チケット販売中

パフォーマンス

おいしいおかしいおしばい

わかったさんのクッキー

2016年9月3日(土) - 2016年9月4日(日)

チェルフィッチュ主宰の岡田利規(台本・演出)、アーティスト金氏徹平(舞台美術)。二人の当館収蔵作家が、前野健太(劇中歌)とともに「おいしいおかしいおしばい」の世界を創りあげます。

Photo: Hideto Maezawa

EDUCATIONAL PROGRAM教育普及プログラム

キッズスタジオ・プログラム

ハンズオン・まるびぃ!プレイルーム

2016年7月(毎週土日祝)※23日(土)をのぞく

7月の「ハンズオン・まるびぃ」はプレイルーム。子どもも大人もいっしょに楽しめるスペースです。いろいろな造形遊びで、工夫と発見を楽しもう!(内容は日によって変わります)

★遊びの素材募集中
ご不用の包装紙、紙袋、和紙など工作の素材をキッズスタジオで集めています。包装紙、紙袋、紙の梱包材(詰め物や卵パック等)、ほか変わった紙製品などボタン、ビンのふた、ビーズ、ほか家の中で集まったキッチンや文具の小物など
※汚れていないものでお願いします。

コレクション展1 Nous ぬう

モンデンエミコの刺繍日記

2016年5月21日(土) - 2016年9月25日(日)

アートライブラリーの空間に展開される本展の関連プロジェクトは、アーティスト、モンデンエミコによる会期中(ほぼ)毎日更新される刺繍日記。生まれたばかりの長女とともに金沢21世紀美術館を散歩しつつ、日々の記録を積み重ねていく。

※インスタグラムでも作品を公開しています
モンデンエミコ Instagram

COMMUNITY EXHIBITION一般主催展覧会

市民ギャラリー

一般主催展覧会

アートたけし展

2016年7月28日(木) - 2016年8月28日(日)

歴史に残るギャグコマネチでお茶の間を賑わせ、ある時はたけし軍団を引き連れ、そしてある時は鋭い切り口で時評を語るビートたけし。お笑いにとどまらず俳優としても活躍し、1989年には北野武として映画監督デビュー。ヴェネチア国際映画祭での金獅子賞(97年)やフランスの芸術文化勲章シュバリエ(99年)、同最高賞であるコマンドール(10年)を受賞し世界のキタノと称されています。そんなマルチな才能を持つビートたけしがアートに挑戦します。
「オイラの絵とか並べて展示とかしてみたら、見て喜んでもらえたりするかなぁ?」という本人の発案により展覧会の開催が決定。版画や絵画、コラージュ作品など約100点を初公開します。作品には目的も狙いもメッセージもなく、作品タイトルもなし!天才たけしの子どものようなピュアな視点から浮かぶ風景の数々。不思議な人物を描いたり、大好きな車を描いたり、なかにはちょっとエッチな作品も…!?童心にかえり、思わず笑っちゃうようなユーモア溢れる作品をどうぞお楽しみください。

期間:
2016年7月28日(木) - 2016年8月28日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日20:00まで、最終日15:00まで)
会場:
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA(1階)
料金:
前売券:大人800円、中高生600円、小学生400円
当日券はそれぞれ200円増し
主催:
北國新聞社、アートたけし展実行委員会
共催:
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
後援等:
石川県、金沢市、一般財団法人石川県芸術文化協会、エフエム石川、ラジオかなざわ・こまつ・ななお、金沢ケーブルテレビネット
お問い合わせ:
北国新聞社事業局
TEL 076-260-3581
MAIL jigyo@hokkoku.co.jp
市民ギャラリー

一般主催展覧会

キルト 三人展

2016年8月2日(火) - 2016年8月7日(日)

期間:
2016年8月2日(火) - 2016年8月7日(日)
10:00〜18:00
会場:
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
料金:
無料
主催:
中川千代、松本睦子、松山明美
後援等:
北國新聞、富山新聞、エフエム石川、テレビ金沢
お問い合わせ:
松山明美
TEL 076-252-9338
FAX076-252-9338
市民ギャラリー

一般主催展覧会

こどもフォトコンテスト2015-2016「笑って泣いて、21世紀を楽しむこども達」

2016年8月2日(火) - 2016年8月7日(日)

妊娠や出産、家族が増えた喜び、健やかな成長の記録など、これから21世紀を担う子供たちを題材とした写真を展示します。

期間:
2016年8月2日(火) - 2016年8月7日(日)
10:00〜17:00(最終日15:00まで)
会場:
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
料金:
無料
主催:
全国共済農業協同組合連合会石川県本部
後援等:
金沢市他
お問い合わせ:
全国共済農業協同組合連合会
石川県本部 普及企画部
(担当者:西出)
TEL 076-240-5531
FAX076-240-5509
市民ギャラリー

一般主催展覧会

2016 北陸二紀展

2016年8月9日(火) - 2016年8月13日(土)

北陸二紀展(研究会展)に引続き、その後努力して制作した第70回二紀展出品作の研究展で、展示して巷間にその評価を受けると共に審査員の批評と指導を受ける。

期間:
2016年8月9日(火) - 2016年8月13日(土)
10:00〜18:00(最終日17:00まで)
会場:
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
料金:
無料
主催:
二紀会北陸支部石川会
後援等:
北國新聞社・テレビ金沢・北陸放送
お問い合わせ:
金沢市泉野出町2-6-9
六反田 英一
TEL 076-243-0882
FAX 076-243-0982
MAIL info@rea-design.com
市民ギャラリー

一般主催展覧会

第42回 松映水墨画塾 水暈墨章展

2016年8月17日(水) - 2016年8月21日(日)

松映水墨画塾主宰小川伸洋の一門会員が日本独自の水墨画の継承と、発展向上をめざし日頃研鑽の成果を発表します。墨の濃淡やぼかしと余白の美が特徴の「和の水墨」を基調とした作品120余点を展示します。

期間:
2016年8月17日(水) - 2016年8月21日(日)
10:00〜18:00
会場:
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
料金:
無料
主催:
松映水墨画塾
後援等:
北國新聞社、石川県水墨画協会
お問い合わせ:
松映水墨画塾
事務局 山上 憲治
電話:0761-21-1507
メール:kenyama@mirror.ocn.ne.jp

COMMUNITY EVENT一般主催イベント

一般主催イベント

夏休み特別企画 第10回金銭教育イベント「親子で楽しく学ぼう!お金ってなに?」

2016年7月27日(水)

『金沢大学生による講座』…大学生のお兄さんお姉さんが、紙芝居でお金の大切さを教えてくれるよ♪
『お金博士のミニ講座』…お札やコインのヒミツ教えます♪
『お買い物ごっこ』…まるびぃ商店街へようこそ!
『クイズラリー』お金に関するクイズに挑戦!…子ども用電卓とお札の裁断片入りャープペンシルをプレゼント!
『きみの身長、何億円?』
『1億円を持って大金庫(写真)をバックに記念撮影!』
お金の大切さやお金の役割、お金の機能などについて、講座、パネル等を通して理解を深めてもらい、親子で楽しく学んでもらうイベントです。
将来の自立に向けて、子どものころからお金とのつきあい方をしっかり身につけてみませんか?
主に小学生の親子を対象としますが、入場無料でどなたでもご参加いただけますので、ぜひご来場下さい!
※10人以上の団体の場合、事前の電話予約が必要です。(予約状況等によりお断りする場合がございます。)
※会場内が混雑した場合、入場制限を行うことがありますので予めご了承ください。

期間:
2016年7月27日(水)
9:40〜16:00(最終入場15:45)
会場:
金沢21世紀美術館 シアター21
料金:
無料
主催:
石川県金融広報委員会、石川県銀行協会、石川県信用金庫協会
後援:
石川県、金沢市、北陸財務局、日本銀行金沢支店、金融広報中央委員会
協力:
金沢大学
お問い合わせ:
石川県金融広報委員会(日本銀行金沢支店内)
TEL 076-223-9519