「サンセット〜サンライズ・アーク」光庭プロジェクト

植物学者パトリック・ブランによる恒久展示作品《緑の橋》のある光庭空間全体が植物の空間となるプロジェクトです。ブランが研究対象のひとつとしている植物・朝顔が光庭の通路と壁を覆います。ブランが朝顔の種を選択、レイアウト、さらに2007年に当館にて実施された日比野克彦「明後日朝顔プロジェクト21」から生まれた《「明後日朝顔プロジェクト21」の種》も加わることにより、「共生」をキーワードに多層の時空が込められた朝顔による新たな風景がここに生まれます。朝顔の生長そして結実としての種は、時間・地域・記憶の込められた生命活動そのものとして、不特定多数の人々へと語られ、つながれていきます。

出品作家及び出品作品:パトリック・ブラン「サンセット〜サンライズ・アーク」プラン
           日比野克彦《「明後日朝顔プロジェクト21」の種》
期間:2012年7月2日(月)〜2013年3月17日(日)(予定)
会場:金沢21世紀美術館 光庭3ほか
主催:金沢21世紀美術館 [(公財)金沢芸術創造財団]

当プロジェクトは、コレクション展「ソンエリュミエールー物質・移動・時間」と共通するテーマで9月より開催される企画展「ソンエリュミエール、そして叡智」をつなぎ、両展を象徴するプロジェクトとして実施します。
コレクション展「ソンエリュミエールー物質・移動・時間」
 2012年4月28日(土)〜11月4日(日)
「ソンエリュミエール、そして叡智」
 2012年9月15日(土)〜2013年3月17日(日)



サンセット〜サンライズ・アーク:NEWS PAPER TIMES

日比野克彦より:
2012年に光庭で育成された朝顔の記憶を掲載した新聞を発行いたします。発行場所は光庭。
約9m×10mの紙は、光庭に注ぎ込む光、雨、風により日々変化していきます。この変化を毎日の情報を記載し発行する新聞と見たてます。


展示期間:2013年1月4日(金)〜2013年3月17日(日)
※観覧には「ソンエリュミエール、そして叡智」のチケットが必要です。
発行部数:1部(サイズ 約9m×10m)
協力:丸重製紙企業組合

◇NEWS PAPER製紙公開制作
 2013年1月4日(金)〜6日(日)の展覧会開場時間中(4日、5日は20:00まで、6日は18:00まで)※途中休憩をする場合があります。
 光庭にて公開制作いたします。



アーティストについて





パトリック・ブラン(Patrick BLANC)
1953年パリ(フランス)生まれ、同地在住。
1989年、科学分野の国家博士号を取得。植物学者でもあるブランは、植物の環境への適応力を研究してきたが、きわめて限られた条件の中でも植物が生育することに着目したのがきっかけで、建物の外壁などに特別なフェルトを貼って、植物を植え込み垂直の庭をデザインする作品を展開している。パリのカルティエ現代美術財団、ケイ・ブランリー美術館等に作品が設置されている。




 





日比野克彦(HIBINO Katsuhiko)
1958年岐阜市(日本)生まれ、東京都(日本)在住。
日比野克彦は、1980 年代、段ボールを素材とする作品で注目を集め、以来、デザイン、舞台美術、パフォーマンスなど、ジャンルを横断した活動で時代を切り開いてきた。1990年代よりワークショップを数多く行い、この経験は、自身の表現活動に大きな影響を与えることとなった。「他者」との出会いを通して「自己」に向き合う経験は、「ホーム→アンド←アウェー」方式と名付けられ、現在の活動の核となっている。