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金沢21世紀美術館

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EVENTイベント

自治区10

広場と対話のレッスン エネルギーと文化から持続可能な地域社会を考える一日

2018年9月29日(土)

左:©T.Aoki

インフォメーション

期間:
2018年9月29日(土)
10:15〜12:00 ワークショップ / 13:30〜16:30 講演・ディスカッション
会場:
金沢21世紀美術館
シアター21、プロジェクト工房
料金:
無料
参加方法:
9/1(土) 10時受付開始
下記お申込みフォームより、必要事項をご記入の上、お申込みください。
講演・ディスカッション
●ワークショップ ※定員に達したため、申込受付を終了しました。
お問い合わせ:
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811

概要

人口減少へと向かう日本社会の持続可能なかたちとは何なのか。
劇作家・演出家の平田オリザと国際エネルギー研究所(ISEP)所長の飯田哲也。文化とエネルギーという異なる分野の専門家が対話し、地方の自立と持続可能な地域社会の豊かさについて語ります。また、デンマーク・サムソ島で自然エネルギー100%自給を達成した中心人物、ソーレン・ハーマンセンと石川県で再生可能エネルギーに取り組む永原伸一郎もディスカッションに参加します。
持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにした書とアートのワークショップでは、アーティストと市民との少人数での対話を試みます。
未来の地域社会を考える一日にぜひご参加ください。

講演・ディスカッション

サムソ島の市民風車

講演「広場と対話のレッスン」
時間:13:30〜14:30(開場 13:00)
講師:平田オリザ
劇作家・演出家の平田オリザは、他人と交わす新たな情報の交換や交流である「対話」を重視してきました。差異を前提にしつつ、理解し合える部分を少しずつ増やし、広げていく「対話」のレッスンを通じて、美術館・劇場を核とした地域コミュニティの再生とその可能性について講演します

ディスカッション「エネルギーと文化から考える地方の自立」
時間:15:00〜16:30
出演:平田オリザ、飯田哲也、ソーレン・ハーマンセン、永原伸一郎
逐次通訳(英→日)付
デンマーク・サムソ島や金沢での再生可能エネルギーの取り組みを紹介しながら、エネルギーの自給と文化の地産地消による地方の自立や持続可能な地域社会の豊かさについてディスカッションを行います。

会場:シアター21
定員:110名(要予約)
料金:入場無料

ワークショップ

2017年デンマークにて開催したワークショップ

「書とアートで未来へ対話する」

※定員に達したため、申込受付を終了しました。
時間:10:15〜12:00(開場 10:00)
会場:プロジェクト工房
対象:高校生以上
定員:15名(要予約)
料金:入場無料
講師:マレーネ・ルンデン、坂本杏苑
コメント:平田オリザ

再生可能エネルギー100%自給を果たしたデンマーク・サムソ島に暮らすアーティスト、マレーネ・ルンデンと山口県在住の書家、坂本杏苑。二人とともに、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」の17分野に及ぶテーマについて考え、地域の未来を見つめる作品をつくります。平田オリザも参加者との「対話」を通じて、共にテーマを考えます。

プロフィール

©T.Aoki

平田オリザ HIRATA Oriza

劇作家・演出家・青年団主宰。大阪大学教授。演劇や教育を通して地域に根ざした人づくり・まちづくりに取り組んできた。こまばアゴラ劇場芸術総監督・城崎国際アートセンター芸術監督。(財)地域創造理事、豊岡市文化政策担当参与、岡山県奈義町教育・文化の町づくり監。

飯田哲也 IIDA Tetsunari

環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長。北欧のエネルギーデモクラシーに触発され、国内外をネットワークしつつ、市民風車やご当地電力の立ち上げに奔走してきた地域自立エネルギー社会への変革者。

ソーレン・ハーマンセン Søren HERMANSEN

サムソ・エネルギーアカデミー代表。今から20年余前にデンマーク・サムソ島で世界に先駆けて住民主導で自然エネルギー100%に挑戦し、10年間で地域自立を達成、その中心的な役割を担った。

永原伸一郎 NAGAHARA Shinichiro

2006年に仲間と一緒にNPO法人市民環境プロジェクト設立、2013年には金沢市民発電所を設立して代表社員就任。これまで石川県内で市民風車1基と太陽光市民発電所4基の建設に携わる。市民の力で持続可能な社会実現を目指して活動している。

マレーネ・ルンデン Malene Anekki LUNDEN

サムソ・エネルギーアカデミーコミュニケーション・マネージャー。クリエイティブなデンマークスタイルに、他者や自己との深い対話を加えたワークショップをファシリテートしながら、地域や環境の未来への洞察を導く。

坂本杏苑 SAKAMOTO Kyoen

山口県生まれ。墨象に携わっており、変幻自在な墨美を追求。抽象表現から仮名文字の探求まで、日本文化における書のあり方を模索している。

自治区

現代美術に限らず科学や音楽など他の領域を横断しつつ、年間を通してライブ、映像上映、トーク・シリーズ、滞在制作など多様なプログラムを継続的に実施。「自治」をキーワードに、外部コミュニティとの連携・協働を通じて、展示室での展覧会とは違った実験的なアクティビティが拡張していきます。

自治区 公式サイト

主催/ほか

主催:
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]、認定NPO法人環境エネルギー政策研究所、サムソ・エネルギーアカデミー