開田裕治展〜21世紀につなぐ幻想とロマンの系譜〜

怪獣と20世紀の夢

2007年2月24日(土) - 2007年4月8日(日)

インフォメーション

期間:

2007年2月24日(土) - 2007年4月8日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)

会場:

金沢21世紀美術館 デザインギャラリー

休場日:

毎週月曜日

料金:

入場無料

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811

開田裕治はパッケージアーティストである。プラモデルは、箱に描かれた絵から想像され、それを手に入れるかどうかが決定される。そこでは脇役であった怪獣やメカが主役となって新たなドラマが構築される。よりドラマチックに、より幻想的に、より魅惑的に、パッケージアートはその中に収められたものの魅力を最大限に引き出すものである。パッケージアートだから表現できる世界がそこにある。

パッケージアートの世界は、戦車や飛行機など手がけた小松崎茂を第一人者とし、今日では特撮やアニメーションのキャラクターがその主流を占める。なかでも開田裕治は映像の世界をはるかに凌駕した魅惑の幻想世界をリアルに描写する、今を代表するパッケージアーティストだといえる。絵画的なイラストレーションではなく、幻想としてリアリティを追求する開田裕治のパッケージアートは、光と影を効果的に配したその色彩と質感表現に特徴がある。怪獣たちの空想のドラマを描きだすパッケージアーティスト、開田裕治のオリジナリティに迫る。

★特設サイトはこちら
http://www.kanazawa21.jp/ja/special/kaidayuji/index.html

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]

協賛:

金沢白鳥路ホテル / 郷土料理の宿さんなみ / 株式会社バンダイ / 富士見書房 / ProjectBLUE

協力:

角川ヘラルド映画株式会社 / 株式会社サンライズ / 株式会社創通エージェンシー / 株式会社タカラトミー / 株式会社円谷プロダクション / 東宝株式会社 / ヘッドギア / リビングハウス食器の丸一