ルナ・イスラム 《縮尺(1/16インチ=1フィート)》

2018年4月28日(土) -
2018年6月24日(日)

インフォメーション

期間:
2018年4月28日(土) 〜2018年6月24日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:
金沢21世紀美術館
展示室13
料金:
「コレクション展 見ることの冒険」のチケットでご観覧いただけます。
一般=360円(280円)
大学生=280円(220円)
小中高生=無料
65歳以上の方=280円
※( )内は団体料金(20名以上)
休場日:
月曜日(ただし4月30日は開場)
お問い合わせ:
金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800

概要

所蔵作品の中から1点を選び、当館初展示となるルナ・イスラム《縮尺(1/16インチ=1フィート)》をご紹介いたします。
ルナ・イスラムは、アイデア、主題、形式における概念あるいは知覚や認識を変容させるような影響力に常に関心を置き、初期の映像やインスタレーションでは実験映画、前衛映画を参照し、映画的語彙を自身の方法論へと発展させました。イメージ、形式、手法を分析、検証し、真実とフィクション、視覚と建築空間との関係、「見る」と「見られる」との関係、物語の解釈を混乱させながら、独自の観点で捉えた表現を構築しています。
 本作品は、映画『狙撃者』(英国、1971年)の一場面で使われた、イギリス北東部の地方都市ゲーツヘッドにある立体駐車場を舞台に制作された2画面の映像インスタレーションです。建設時構想されたが実現されなかったレストランを営業中と設定し、2人の若いウェイターと2人の老紳士の客が配されます。ある瞬間から役が入れ替わり、実体とセット、建築とその模型がアップテンポな音楽とともに交錯し始めます。役者のまなざしや仕草、カメラワーク、画面の切り替え、照明、音楽等、サスペンス映画の語彙を用いながら空想と現実の間を飛躍する様が軽やかに描かれています。スクリーンが前後に設置されるため、見る者は全てを把握することができないまま、錯綜する世界を彷徨います。

Runa Islam(ルナ・イスラム)

1970年、ダッカ(バングラディッシュ)生まれ。ロンドン(英国)在住。
1990年代中頃よりロンドンにて作品を発表後、1997年、アムステルダムのライクス・アカデミーにて1年間のレジデンス・プログラムに参加。2004年ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートにて哲学修士号を取得。2008年にターナー賞受賞。KIOSK(2014)、ニューヨーク近代美術館(2011)をはじめ個展多数。これまでにシャルジャ・ビエンナーレ(2013)、アジア・パシフィック・トリエンナーレ(2009)など多くの国際展に参加。

Images

    ルナ・イスラム《縮尺(1/16インチ=1フィート)》2003
    DVD2点、スクリーン2台 / 16分51秒
    金沢21世紀美術館蔵
    © Runa ISLAM
    photo: Gerry Johansson 
    courtesy: White Cube

主催/ほか

主催:
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]