AIR21:カナザワ・フリンジ 2016

2016年6月11日(土) -
2016年9月11日(日)

インフォメーション

期間:
2016年6月11日(土)〜2016年9月11日(日)
会場:
金沢21世紀美術館 シアター21
ほか金沢市街
お問い合わせ:
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811

概要

金沢21世紀美術館を飛び出し、アートな視点で金沢の課題、人、場所に取り組むアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)プログラムです。2015年に「Museum x KNZ Fringe〜街と、人と、出会う」として実施し、2016年に「AIR21:カナザワ・フリンジ」と改名。本年は6月から9月にかけて、5人のディレクターが国内外より招聘するアーティストやクリエイターとともに7つのリサーチプロジェクトを実施します。そこで得られた収穫をもとに、2017年に新作の滞在制作を実施するプログラムへと繋げていきます。

*「フリンジ」は周縁を意味します。国内外から招聘するアーティストが、街や人の多様なフリンジと出会い、共に新作を滞在創作すること。街・人との出会い(meeting)→視点や価値観の再提起(proposal)→創作活動の実行(action)→アーティスト・街・人の変化(change)といった創造的な循環スパイラルを積み重ね、金沢が創作活動の拠点(hub)となることを長期的な目標にします。

期間

2016年6月11日(土)〜9月11日(日)
【第1期】6月11日(土)〜19日(日)
【第2期】7月23日(土)〜31日(日)
【第3期】9月3日(土)〜9月11日(日)

リサーチ & ディレクター

◯リサーチ no.1 「KANAZAWA妄想レストラン TEI-EN〜異文化として捉える金沢の食〜」
 ディレクター:上田陽子(金沢アートグミ
◯リサーチ no.2 「WE HAVE NEVER “STAYED”-滞在制作をめぐる対話」
 ディレクター:上田陽子(金沢アートグミ
◯リサーチ no.3「アーティストと社会」
 ディレクター:山田洋平 (山田企画
◯リサーチ no.4 「日本におけるソーシャリー・エンゲイジド・アートの可能性」
 ディレクター:齋藤雅宏(Kapo
◯リサーチ no.5 「マークサーチ/marksearchをリサーチする?」
 ディレクター:中森あかね(Suisei-Art
◯リサーチ no.6 「路上にて・Sokerissa! On the street in Kanazawa」
 ディレクター:中森あかね(Suisei-Art
◯リサーチ no.7「Fun with Cancer Patients 金沢ver.」
 ディレクター:黒田裕子 (金沢21世紀美術館)

ドキュメンテーション: オノマトペ

第1期公開イベント

WE Riders, Oakland, CA, 2005-06
Photo: Pamela Palma

「トレース、そして発見」プレゼンテーション

アーティスト:マークサーチ / marksearch
ディレクター:中森あかね (Suisei-Art)/ リサーチ no.5
日時:2016年6月15日(水) 19:00〜20:30
会場:金沢21世紀美術館シアター21
対象:どなたでも
料金:入場無料
概要:5月より2か月間金沢に滞在予定の、カリフォルニア・オークランドを拠点に活動するスー・マークとブルース・ダグラスによるアーティストユニット、マークサーチ。町家、ギャラリー、小さなコミュニティなど、金沢の人々との交流がはじまっています。プレゼンテーションでは、インタビューなどを通して土地の伝承を探り、ひとびとの街に対する認識の違いについて調査する『コミュニティ・クロッシング』プロジェクトなど、彼らが行ってきたこれまでのプロジェクトを紹介し、今後の金沢でのリサーチ内容についてお話しします。
*マークサーチは2016年度の日米芸術家交換プログラム(日米友好基金主催・国際文化会館支援)のフェローとして来日しています。

Photo: Christa Holka

「We Have to Talk About Cancer(がんについて語ろう)」アーティストトーク&デモンストレーション

アーティスト:ブライアン・ロベール / Brian Lobel
ディレクター:黒田裕子(金沢21世紀美術館)/ リサーチ no.7
日時:2016年6月17日(金) 19:00〜21:00
会場:金沢21世紀美術館シアター21
対象:どなたでも
料金:入場無料
協力:がんとむきあう会
概要:ブライアン・ロベールは自身のがん体験を経て2003年より病気、健康、ガン、患者体験、医療といった様々なテーマを扱った作品を制作しています。今回はブライアンが10年越しで展開しているFun with Cancer Patientsプロジェクトについてプレゼンテーションとデモンストレーションを行い、がんをテーマに創作したパフォーマンスや医療の現実、文化的な背景についてお話しします。皆さんと一緒に話しをしたり、聞いたり、考えたりすることで、患者、医者、病との関わりについて新たな気づきを得られることを願っています。

「Let Me Hear Your Body Talk(身体のこえを聴こう)」ワークショップ 

アーティスト:ブライアン・ロベール / Brian Lobel
ディレクター:黒田裕子(金沢21世紀美術館)/ リサーチ no.7
日時:2016年6月18日(土) 14:00〜16:00
会場:金沢21世紀美術館シアター21
対象:アーティスト、医療従事者はじめ、どなたでも
料金:入場無料
協力:がんとむきあう会
概要:このワークショップでは、ふだん他者の身体を見つめる専門家であるアーティストや医療従事者が、そのスキルを使って自分自身の身体を逆観察することを試みます。ブライアン自身、体調が良いときも悪いときも、壊れそうなときも、淋しくて愛情が必要なときも、自分の身体と向き合って作品づくりを行ってきました。その体験を参照しながら、参加者は振り返りやグループディスカッションを通して自分の身体との関係を改めて見つめ直すことが、自身のアーティスト活動や医療活動などにどのように反映されるのかを探ります。

第2期公開イベント

Map data © 2015 Google

トーク「 滞在制作をめぐる対話—私たちはどこに「滞在」しているのか」

登壇者:居原田遥(アクティビスト)、 住康平 (アーティスト)、 長谷川新 (インディペンデント・キュレーター)、 𡈽方大 (アーティスト、インストーラー)
ディレクター:上田陽子 (金沢アートグミ) / リサーチ no.2
日時:7月24日(日) 15:00〜18:00
会場:金沢21世紀美術館 シアター21
対象:どなたでも
料金:無料
概要:アーティスト、アクティビスト、キュレーターを招聘し、既存のアーティスト・イン・レジデンスでの「ホスト/ゲスト」関係の固定化によらない関係性のもと、滞在制作をめぐってのクロストークを開催します。事前のリサーチツアーでは、ゲストアーティストである一方で金沢滞在経験の豊富な静岡在住の住と、金沢在住10年になるアーティスト・インストーラーの土方、今年の春から金沢へと移住してきたキュレーター長谷川が、金沢のオルタナティブな空間をめぐります。 クロストークでは、沖縄に生まれ育ち、アクティビストとして沖縄に関するさまざまな議論の場を生み出してきた居原田を加え、4人それぞれの実践を共有しながら、「滞在制作」「オルナタティブスペースの運営」について考えます。 「生まれた土地と異なる土地に住むこと」が特別なことではなくなった今日、私たちはどこに「滞在」しているのでしょうか。

写真:「プロジェクト・ロウ・ハウス」(テキサス州ヒューストン、米国)

レクチャー「ソーシャリー・エンゲイジド・アート:アーティスト・イン・レジデンスの社会関与の可能性」

講師:秋葉美知子(NPO法人アート&ソサイエティ研究センター リサーチャー)
ディレクター:齋藤雅宏(Kapo)/ リサーチ no.4
日時:7月30日(土) 14:00〜15:30
会場:金沢21世紀美術館 シアター21
対象:どなたでも
料金:無料
概要:アーティスト・イン・レジデンス”とは何か。
本レクチャーでは、社会をよりよく変えるためのカタリスト(触媒)としてのアートについて、事例を紹介しながら解読していきます。また、参加者のみなさんとの対話を通して、アートの社会関与の可能性を一緒に探る機会とします。

展示「まちのかおプロジェクト:金沢桜町編」

アーティスト:マークサーチ / marksearch
ディレクター:中森あかね (Suisei-Art)/ リサーチ no.5

◯展示
期間: 7月31日(日)〜8月31日(水)
展示場所:山鬼文庫近く、田中家具センター角の町内掲示板
料金:無料
問合せ:山鬼文庫 TEL 076-254-6596

◯オープニングパーティ
日時:7月31日(日) 15:00〜18:00
集合場所:山鬼文庫 (金沢市桜町5-27)
料金:無料
対象:どなたでも ご自慢のお掃除道具(はたき、ほうき、たわしなど)ご持参ください。
概要:リサーチングアーティスト、マークサーチは日本人のお掃除について非常に感銘を受けました。お掃除の習慣、その道具についてリサーチし、金沢桜町の人々にお掃除についてのインタビューと肖像写真を撮影しています。その成果として、路上にある古い掲示板をつかって、「まちのかおプロジェクト:金沢桜町編」という展示を開催します。写真は入れ替わり8月末まで展示されます。オープニングにぜひご参加ください。
※マークサーチは2016年度の日米芸術家交換プログラム(日米友好基金主催・国際文化会館支援)のフェローとして滞在しています。

第3期公開イベント

【考える】レクチャー 「ソーシャリー・エンゲイジド・アート:金沢におけるアーティスト・イン・レジデンスの可能性」

講師:工藤安代(NPO法人アート&ソサイエティ研究センター 代表理事)
ディレクター:齋藤雅宏(Kapo)
日時:2016年9月3日(土) 14:00〜15:30
会場:金沢21世紀美術館 松涛庵(お茶室)
対象:どなたでも
料金:無料(予約不要)
概要:アートと社会のつながりを研究している工藤安代氏が、地域社会をより良く変えるためのアートについて、国内の事例を紹介しながら解読。参加者のみなさんとの対話を通して、地域社会におけるアーティスト・イン・レジデンスの可能性を探る機会とします。

【話す】地域社会とアート:ワールドカフェ開催!

ディレクター:山田洋平(山田企画)
日時:2016年9月3日(土) 16:00〜17:30
会場:金沢21世紀美術館 松涛庵(お茶室)
対象:どなたでも
料金:無料(予約不要)
概要:金沢在住アーティストを中心に人々が、カフェスタイルの場所の中でオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『ワールドカフェ』を開催します。ジャンルを超えたアーティスト同士や観客となる人達の交流は、地域社会に新しい風を吹かすかもしれません。

Photo: 青木カオリ

【踊る】路上にて・Sokerissa! On the street in Kanazawa

アーティスト:新人Hソケリッサ!
ディレクター:中森あかね(Suisei-Art)
ダンサー・アオキ裕キ、横内真人、小磯松美、路上生活者、元路上生活者で構成されたパフォーマンスグループ「新人Hソケリッサ!」。舞台、廃墟ビル、そしてブラジル・リオで。この夏、大都市ではない金沢で、通りがかった人たちとの関わりはいかに可能なのか。路上からはじまる初めての本当の出会い。

◯路上パフォーマンス
日時・会場:
9月5日(月) 13:00〜15:00の間随時 金沢駅東もてなしドーム地下広場
9月7日(水) 10:00〜11:00 近江町いちば館広場(雨天決行)
9月7日(水) 18:30〜20:30 いしかわ四高記念公園(旧 中央公園)(雨天の場合、金沢21世紀美術館内交流ゾーンにて開催)
     ※13:00〜15:00 金沢表参道のパフォーマンスは都合により中止となりました。
ゲスト:石川征樹 (ギター・7日のみ)
概要:新人Hソケリッサ!の金沢お披露目路上パフォーマンス。

◯ライブ
日時:9月6日(火) 18:30〜20:00
会場:金沢21世紀美術館シアター21
料金:投げ銭
予約:不要
概要:新人Hソケリッサ!、寺尾紗穂(歌とピアノ)、石川征樹(ギター)一夜限りのハートフルなライブ。寺尾紗穂さんとの出会いについてのトークもあります。

◯トークセッション
日時:9月8日(木) 19:00〜21:00
会場:ダイニングバー不二 (材木町29-13)
料金:1ドリンクオーダー制
定員:限定20人(先着順)
予約:akane@suisei-art.com 中森まで、人数、お名前、連絡先をご明記ください。
概要:新人Hソケリッサ!を囲む金沢在住アーティストやダンスパフォーマー達との熱いトーク。

◯ダンスワークショップ
日時:9月10日(土) 13:30〜15:00
会場:金沢21世紀美術館 シアター21
料金:無料
対象:小学生以上(経験不問)
定員:30名(先着順)
予約:akane@suisei-art.com 中森まで、人数、お名前、連絡先をご明記ください。
概要:アオキ裕キによる身体の歴史を知るワークショップ。動きやすい服装で、お気軽にご参加ください。

【食べる】KANAZAWA妄想レストラン TEI-EN

シェフ:稲田俊輔
ディレクター:上田陽子(金沢アートグミ)
協力:四井雄大 / 住人の振る舞い
概要:“とあるニューヨーカーが金沢の食文化に感銘を受け、謎の東洋人陶芸家と組み、愛ある誤解のままレストラン「TEI-EN」をオープンさせる”という設定の下、6月〜9月にかけて行ったリサーチが反映された新しい金沢料理を提案します。

◯TEI-EN オープニングパーティー
日時:9月9日(金) 18:30〜20:00
会場:shirasagi / 白鷺美術(柿木畠4-16)
料金:2500円+1ドリンク
定員:30名
受付開始:8月5日 ※先着順、定員に達し次第受付終了
予約:金沢アートグミ TEL 076-225-7780 又はinfo@artgummi.comまで
概要:妄想レストランの妄想オープニングパーティー!シェフ稲田俊輔氏がこれまでに無かった発想で考案したTEI-ENのメニューを立食スタイルでしっかり食べていただきます。TEI-ENのために四井雄大が新たに制作した器でお召し上がりください。

◯シェフトーク試食付き
日時:9月10日(土) 15:30〜16:30
会場:金沢21世紀美術館 シアター21
対象:どなたでも
料金:無料(予約不要) ※試食は無くなり次第終了
稲田俊輔氏が金沢食文化分析とメニュー考案秘話を公開します。

加賀国金沢之絵図

【知る・考える】金沢のアーティスト・イン・レジデンス

日時:9月11日(日)〈1部〉13:30〜14:30 〈2部〉15:00〜18:00
会場:金沢21世紀美術館 シアター21
対象:どなたでも
料金:無料(予約不要)

◯〈1部〉 基調プレゼンテーション:ソウルのケーススタディ
スピーカー:ジサン・パク(プロデューサーグループ・DOT/ 韓国)
概要:ソウルを拠点に活動するインディペンデント・プロデューサーのジサン・パクさんに、街中で制作、上演された実験的なパフォーマンス作品や国際共同制作についてお話しを伺います。2013年に光州(韓国)、金沢、高知で共同制作した『ONE DAY, MAYBE〜いつか、きっと』についても言及します。

◯〈2部〉「金沢のアーティスト・イン・レジデンス~ディレクターズレポート2016」
概要:私たちは「AIR21:カナザワ・フリンジ」をどのように考え、リサーチで何を実施し、来年への展望をどのように描いているのか。ディレクター5人によるプレゼンテーションとディスカッションを通して金沢でのアーティスト・イン・レジデンスのイメージを描きます。

主催/ほか

主催:
金沢21世紀美術館[(公財)金沢芸術創造財団]
企画協力:
上田陽子(NPO法人 金沢アートグミ)、齋藤雅宏(Kapo)、中森あかね(Suisei-Art)、山田洋平(山田企画)