二十一世紀塾二〇一〇 no.2

遠藤水城 × 志賀理江子 × 比嘉豊光「フォト・ライフ・フォト・ライフ」

2010年12月11日(土)

インフォメーション

期間:

2010年12月11日(土)
トーク 開場17:30 開演18:00 ※第1部の比嘉豊光の映像作品上映のスケジュールは右記をご覧ください。

会場:

金沢21世紀美術館 シアター21

料金:

<全席自由・1ドリンク付>
前売=1,500円
当日=2,000円

【友の会会員特典】
※優先入場特典があります。開場10分前にお集まり下さい。(入場時に会員証提示)

チケット取扱:

・金沢21世紀美術館ミュージアムショップ
 TEL 076-236-6072
・チケットぴあ(Pコード:618-296)
 http://t.pia.jp/(電子チケットぴあ)
 TEL 0570-02-9999
・ローソンチケット(Lコード:53356)
 http://l-tike.com/(ローチケ.com)

託児サービス:

※3歳児以下の入場はご遠慮願います。
託児サービスをご利用下さい。
有料・要申込(お問合せ TEL 076-220-2815)

お問い合わせ:

金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811

概要

「フォト・ライフ・フォト・ライフ」
モデレーター:遠藤水城(インディペンデント・キュレーター)
志賀理江子(写真家)、比嘉豊光(写真家)


・第1部:比嘉豊光 映像作品上映
14:00〜15:00 「島クトゥバで語る戦世―900人の記憶―」 60分 / 2007年 / DVD
15:30〜16:50 「ナナムイ第1章 神歌編」 80分 / 2003年 / DVD

・第2部:トーク
18:00〜(17:30開場) 出演=遠藤水城、志賀理江子、比嘉豊光

※第1部は参加自由です。(ただし、本トークイベントのチケットが必要。)
 金沢初公開。比嘉豊光の映像作品を見る貴重な機会です。是非ご覧下さい。


志賀理江子と比嘉豊光。住んでいるのは宮城と沖縄。年はちょうど30離れている。ほとんど全く接点がないかもしれない二人が出会ったとき、何が起こるのだろう。日本の民俗学と写真史において特権的な場所である「東北」と「沖縄」を二人がその活動の拠点としていることから何かが見えてこないだろうか、というのが最初の思いつきなのだが、僕のそんなベタな設定を二人は絶対的に裏切ってくれるだろう。そのくらいこの二人の「写真をめぐる方法論」は圧倒的な固有性をもっているのだ。比嘉豊光の映像作品と併せて、トークを是非楽しみにしてほしい。あなたの「生活」とあなたのまわりの「映像」の関係が、幸福なかたちで組み換わる会になることを、僕は強く願っています。 (遠藤水城)

二十一世紀塾について

  • 様々なジャンルで活躍するアーティストや知識人との話場を定期的に設置、発展させていく二十一世紀の寺子屋です。今年は若い才能や新しい表現が生まれてくる現場を作っているキュレーターをモデレーターに迎え、今まさに誕生してくるモノや表現を体感していただきます。

出演

  • 遠藤水城 Mizuki Endo

    1975年札幌市生まれ、滋賀県在住。art space tetra(2004/福岡)、Future Prospects Art Space(2005/マニラ)、遊戯室(2007/水戸)などのアートスペースの設立に携わる。2007年より2009年まで「アーカス・ププロジェクト」のディレクターを務める。他に「Singapore Biennale 2006」ネットワーキング・キュレーター、「福岡アジア美術トリエンナーレ2009」協力キュレーター、「ヨコハマ国際映像祭2009」キュレーターなど。共訳書にジェイムズ・クリフォード「ルーツ - 20世紀後期の旅と翻訳」(2002/月曜社)、インタビュー集に「アメリカまで」(2009/とんつーレコード)がある。女子美術大学非常勤講師。

  • 志賀理江子 Lieko Shiga

    1980年愛知県生まれ、宮城県在住。2004年にロンドン芸術大学チェルシーカレッジを卒業。その後、ブリスベン、仙台、シンガポールなどで滞在制作を行う。独自のリサーチを基に写真制作を行う。写真集に「Lilly」(2008/アートビートパブリッシャーズ)、「CANARY」(2008/赤々舎)。

  • 比嘉豊光 Toyomitsu Higa

    1950年沖縄県読谷村生まれ、読谷村在住。琉球大学美術工芸科卒。1976年、あーまん自主ギャラリー設立に参加。合同展、個展多数。1997年より現在、「琉球弧を記録する会」を設立、「島クトゥバで語る戦世」、「ナナムイ」など写真と映像での記録活動を行う。写真集に「熱き日々 in キャンプハンセン」(1982/あーまん/石川真生との共著)、「光るナナムイの神々」(2001/風土社)、「赤いゴーヤー」(2004/ゆめあ~る)、「わったー 島クトゥバで語る戦世」(2007/ゆめあ~る)がある。

クレジット

主催:

金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]