開館5周年記念展 「愛についての100の物語」
塩田千春+チェルフィッチュ『記憶の部屋について』
概要
◎『記憶の部屋について』パフォーマンス公演
塩田千春+チェルフィッチュ 『記憶の部屋について』
テキスト・演出:岡田利規
出演:チェルフィッチュ
山縣太一 / 松村翔子 / 足立智充 / 安藤真理 / 青柳いづみ
連日13:00から17:00までの間、緩慢に、間歇的に、パフォーマンスは行われます。それ以外の時間にやっている可能性もあります。しかし、このパフォーマンスには、それなりに壮大な物語性のあるテキストが用いられ、すべてを一日では上演しきれないでしょう。つまり、「それなりに壮大な物語」の通しは、一日ではわからないし、何日間どのようにすれば見られるのかもわからないし、二日間見ることで「通してみた」というものではないというようなパフォーマンスなのです。
◎塩田千春+岡田利規 ポストトーク
日時:7月24日(金)18:00〜19:00
会場:展示室6(zone1)
料金:無料 ※ただし「愛についての100の物語」Zone1の観覧券が必要です。
*事前予約はできません。混雑の状況によっては、安全を確保するためにご入室をお待ちいただく場合があります。
塩田千春+チェルフィッチュ 『記憶の部屋について』
テキスト・演出:岡田利規
出演:チェルフィッチュ
山縣太一 / 松村翔子 / 足立智充 / 安藤真理 / 青柳いづみ
連日13:00から17:00までの間、緩慢に、間歇的に、パフォーマンスは行われます。それ以外の時間にやっている可能性もあります。しかし、このパフォーマンスには、それなりに壮大な物語性のあるテキストが用いられ、すべてを一日では上演しきれないでしょう。つまり、「それなりに壮大な物語」の通しは、一日ではわからないし、何日間どのようにすれば見られるのかもわからないし、二日間見ることで「通してみた」というものではないというようなパフォーマンスなのです。
◎塩田千春+岡田利規 ポストトーク
日時:7月24日(金)18:00〜19:00
会場:展示室6(zone1)
料金:無料 ※ただし「愛についての100の物語」Zone1の観覧券が必要です。
*事前予約はできません。混雑の状況によっては、安全を確保するためにご入室をお待ちいただく場合があります。
あらすじ
お話は、シンプルな寓話みたいな感じ。おそらく、以下のようなもの。
ある町に一人の男(または女)がやってくる。
彼(彼女)はあてのない旅行者である。または、商用目的の出張で、この町を訪れた。
彼(彼女)はホテルに泊まる。町の中をさ迷う。
突然重い病に罹り、町の総合病院に入院することになるかもしれない。
彼(彼女)はある女(男)と出会い、やがて愛し合うようになるだろう。
もっとも、出会うだけかもしれない。 彼女(彼)もまた旅行者である。あるいは、この町の住人である。
町は、観光客を誘致するために、巨大なホテルを建造中である。
彼女(彼)は、自分がそのホテルで雇ってもらえることを、願っている。
巨大ホテルは、やがてその町のシンボルとなる。 町の外からそこを訪れるものにとって、魅力あるものとなるのだ。
岡田利規
ある町に一人の男(または女)がやってくる。
彼(彼女)はあてのない旅行者である。または、商用目的の出張で、この町を訪れた。
彼(彼女)はホテルに泊まる。町の中をさ迷う。
突然重い病に罹り、町の総合病院に入院することになるかもしれない。
彼(彼女)はある女(男)と出会い、やがて愛し合うようになるだろう。
もっとも、出会うだけかもしれない。 彼女(彼)もまた旅行者である。あるいは、この町の住人である。
町は、観光客を誘致するために、巨大なホテルを建造中である。
彼女(彼)は、自分がそのホテルで雇ってもらえることを、願っている。
巨大ホテルは、やがてその町のシンボルとなる。 町の外からそこを訪れるものにとって、魅力あるものとなるのだ。
岡田利規
塩田千春(しおた ちはる)
1972年大阪生まれ、ベルリン在住。1996年にハンブルグ大学に留学して以来、ドイツに拠点を求め、マリーナ・アブラモヴィッチとレベッカ・ホーンにそれぞれ師事し、自らの内側にあふれるぬぐい去ることのできない感情や感覚を、インスタレーション作品やドローイング、あるいはパフォーマンスで表現している。《記憶の部屋》はその旧東ベルリンで塩田自身が数年がかりで集めた古い窓で作られている。東西を結ぶインフラ整備などの都市再開発に伴い、ビルの改修・改築などで大量に廃棄されそうな窓が積み上げられているのを偶然見つけたとき、窓一枚いちまいに染み込んだ人々の思いや暮らしが失われていくことに耐えられず、取り憑かれたように窓を集め始めたのだという。西への憧れや家族への惜別の想いといった重い眼差しは、これらの窓を通して西に注がれていた。内と外を分ける窓枠は、西と東とを分けた境界線とも重なり、あちらとこちらが厳然と区別されることの不自由さや理不尽さを象徴しているかのようである。
岡田利規(おかだ としき)
1973年横浜生まれ、横須賀在住。演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰。より遠くに行ける可能性のある作品を生み出すため、ある方法論を持ちつつも、その方法論をそれ以上「引き寄せないように、それをいつまでも掴んでいないように、すぐに手放すように」心がけるという、それ自体が不思議な方法論で演劇作業を実践する。現代の若者を象徴するような日本語の台詞を使う作風を進化させ、作品『三月の5日間』(04年2月)や『マンション』(02年4月)などを経て、日常的所作を誇張しているような/していないようなだらだらとしてノイジーな身体性を強調した作品で、時にダンス的とも評され、コンテンポラリーダンスの分野でも活躍が著しい。04年2月発表の『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。選考委員からは、演劇というシステムに対する強烈な疑義と、それを逆手に取った鮮やかな構想が高く評価され、とらえどころのない日本の現在状況を、巧みにあぶり出す手腕に注目が集まっている。さらに、07年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を新潮社より発表し、翌年第2回大江健三郎賞受賞。
チェルフィッチュ chelfitsch
岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして1997年に設立。同年『峡谷』(横浜相鉄本多劇場)が旗揚げ公演となり、以後横浜を中心に活動を続ける。チェルフィッチュ(chelfitsch)とは、自分本位という意味の英単語セルフィッシュ(selfish)が、明晰に発語されぬまま幼児語化した造語であり、現代の日本、特に東京の社会と文化の特性を現したユニット名。07年5月ヨーロッパ・パフォーミングアーツ界の最重要フェスティバルと称されるKUNSTENFESTIVALDESARTS2007(ブリュッセル、ベルギー)にて『三月の5日間』を発表し、初めての国外進出を果たした後、アジア、欧州、北米など海外からの招聘も多数ある。