music@rt seasonⅡvol.5
井上道義&オーケストラ・アンサンブル金沢21世紀美術館シリーズ
music@rt seasonⅡ vol.5
今年度最後となるmusic@rt。
今回は特別にオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督の井上道義氏が司会進行役として登場します。
どんなお話が飛び出すか、お楽しみに!
transcription トランスクリプション
音楽においてトランスクリプションとは一つは<採譜>、もうひとつの意味には<編作>があります。昔から多くの音楽家たちは民謡や口承音楽の記譜に取り組み、それを自分の時代の楽器にあわせて再生をしたり、また先人の作品の変奏や編曲を自由におこなうことで作曲技法を高めてきました。たとえばバルトークはハンガリー民族音楽研究の第一人者でもあったり、バッハには同じ旋律と構成で複数編成の曲が多く見られたり、モーツァルトも楽器を柔軟に取り換えて演奏ができるように作っています。身近ではムソルグスキーの「展覧会の絵」などオリジナルよりラベル編のオーケストラのほうがより広く演奏されています。そんな中で、今回のストリングカルテットメンバーにふさわしい秀品をお届けします。
日 時:2009年2月1日(日)
stage1 13:00- / stage2 14:00- / stage3 15:00-
会 場:館内交流ゾーン
料 金:無料
出演者:トロイ・グーギンズ(Vn)、ヴォーン・ヒューズ(Vn)、
田中茜(Va)、ルドヴィート・カンタ(Vc)
曲 目:ジャック・ボディ / 3つのトランスクリプション
Jack Body / Three Transcriptions
モーツァルト / アダージョとフーガ ハ短調 K.546
W.A.Mozart / ADAGIO UND FUGE c-moll K.546 ほか
お問合せ:金沢21世紀美術館 076-220-2811(交流課)